Users Guide
Dell EMC OMIMSSC
本項のトピックでは、OMIMSSC コンポーネントと管理ポータル、OMIMSSC でサポートされるさまざまなプロファイル、および OMIMSSC ベースの Dell
EMC デバイスの検出と監視について説明します。
トピック:
• OMIMSSC の概要
• OMIMSSC コンポーネント
• EMC OMIMSSC 管理ポータルの使用
• プロファイル
• Dell EMC デバイスの検出と Operations Manager との同期
• Dell EMC OMIMSSC での情報の表示
OMIMSSC の概要
Operations Manager 用の OMIMSSC は、Hyper-V でホストされる仮想マシンに展開できる .vhd ファイルとしてパッケージ化されています。OMIMSSC
では、WS-MAN、モジュラーシステム(Dell EMC PowerEdge MX7000)、およびネットワークスイッチを介して検出されるサーバの検出、インベントリ、お
よび正常性監視が可能になります。
CentOS をベースとしています。これは、Dell EMC デバイスと通信し、Dell EMC OMIMSSC 管理ポータルから管理
できます。
OMIMSSC が設定され、ネットワークが設定されると、System Center Operations Manager ユーザーは簡単に登録を実行できます。設定管理パック
がダウンロードされ、
System Center Operations Manager にインポートされる場所が、指定された前提条件が満たされていることを確認します。すべて
の管理パックはバックエンドで自動インポートされます。
Microsoft System Center Operations Manager(SCOM)と OMIMSSC を統合して、データセンター内の Dell EMC デバイスを監視します。
OMIMSSC から検出を実行すると、Operations Manager コンソールの OpenManage Integration Dashboard に検出された Dell EMC デバイスが表
示されます。このダッシュボードでは、デバイスの監視レベル、監視間隔、およびパフォーマンスメトリックの設定を実行できます。
OMIMSSC は、Dell EMC PowerEdge サーバ、シャーシ、ネットワークスイッチ、および将来のストレージソリューションなど、さまざまな種類の Dell EMC
デバイスを監視するための簡易検出ソリューションテンプレートです。
OMIMSSC コンポーネント
このマニュアルで使用されている OMIMSSC コンポーネントとその名前のリストを次に示します。
• Operations Manager 用 OMIMSSC は、Hyper-V でホストされる仮想マシンです。CentOS ベースで、次のタスクを実行します。
– Dell EMC デバイスとのインタラクション、およびサポートされるプロトコルは次のとおりです。
◦ Web Services-Management(WS-MAN)
◦ 簡易ネットワーク管理プロトコル(SNMP)
◦ RedFish
– OMIMSSC は、Dell EMC OMIMSSC 管理ポータルから管理できます。
2
10 Dell EMC OMIMSSC