Microsoft System Center Operations Manager (SCOM)向け Dell EMC OpenManage Integration v7.1.1 インストールガイド June 2020 Rev.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その危険を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 ©2020 Dell Inc.またはその関連会社。All rights reserved.(不許複製・禁無断転載)Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc.
目次 章 1: 概要........................................................................................................................................ 6 本リリースの新機能.............................................................................................................................................................7 System Center Operations Manager(SCOM)向け DSMPS および OMIMSSC でサポートされるモニタ リング機能.......................................................................................................................
Dell EMC OMIMSSC アプライアンスの管理................................................................................................................ 33 Operations Manager コンソールで行うアプライアンスからの Feature Management Pack のインポー ト ................................................................................................................................................................................ 33 OMIMSSC の詳細情報の表示.......................................................................................................
管理パック.................................................................................................................................................................... 52 設定の前提条件............................................................................................................................................................ 53 Dell EMC シャーシ監視の要件...................................................................................................................................
1 概要 本ガイドでは、Microsoft System Center Operations Manager(SCOM)向け Dell EMC OpenManage Integration バージョン 7.1.1 のイン ストール、設定、使用方法に関する情報について説明します。 メモ: インストール ガイドのこのリビジョンには、ドキュメントの更新のみが含まれています。このガイドは、バージョン 7.1.1 リリースに適用されるソフトウェアによって更新されません。 Dell EMC OMIMSSC バージョン 7.1.
メモ: このパッチ v7.1.1 は、System Center Operations Manager(SCOM)用の Microsoft System Center Operations Manager(SCOM)向け OpenManage Integration(OMIMSSC)バージョン 7.1 にのみ適用できます。Microsoft System Center Configuration Manager(SCCM)および System Center Virtual Machine Manager(SCVMM)プラットフォームに は適用できません。 管理パックのリリースノートをお読みください。これには、既知の問題に関する情報のほか、ソフトウェアおよび管理サーバ要件に 関する最新情報が掲載されています。リリースノートは、Dell.
表 1.
表 1.
表 3. 本書で使用される用語 (続き) 用語 意味 CMC/OME-M Dell EMC Chassis Management Controller OpenManage Enterprise Modular FMP Dell EMC Feature Management Dashboard OMIMSSC Microsoft System Center Operations Manager 向け Dell EMC OpenManage Integration バージョン 7.1.1 DSMPS Microsoft System Center Operations Manager 向け Dell EMC Server Management Pack バージョン 7.1.
2 OMIMSSC のライセンス トピック: • OMIMSSC ライセンスの取得 OMIMSSC ライセンスの取得 ライセンス情報 Operations Manager 向け Dell EMC Server Management Pack Suite の Dell EMC サーバおよびラック型ワークステーション監視(ライ センス対象)機能には、ライセンスが付与されています。ソフトウェアライセンスの取得プロセスに関する情報は、次のとおりで す。 ライセンス 監視したいノードの数に応じて、ライセンスを購入する必要があります。 ライセンスの購入 Dell EMC サーバおよびラック型ワークステーションの監視(ライセンス対象)機能を利用するには、デルから(必要な数の管理下 ノードに応じて)ライセンスを購入する必要があります。注文の確認とライセンスは、マイアカウント - デルで指定した電子メー ル ID に電子メールで送信されます。購入したライセンスは、http://www.dell.
3 OMIMSSC アプライアンスのポート情報と通信 マトリックス この章の情報には、Dell EMC デバイス向け OMIMSSC アプライアンスのポート情報と通信マトリックスが含まれています。 トピック: OMIMSSC アプライアンスのポート情報と通信マトリックス • OMIMSSC アプライアンスのポート情報と通信マト リックス このセクションでは、Dell EMC デバイスへの OMIMSSC アプライアンスのすべての通信およびポート要件を一覧表示します。 表 4.
表 5. 管理サーバーのポート情報 (続き) 通信目的 ポート番 号 SCOM への正常性 5985 およ またはメトリックの び 5986 アップデート。 SCOM へのインベ ントリーまたは正常 性のアップデート UI 操作 プロトコル 方向 TCP 入力 111 および TCP および 2049 UDP 443 TCP ソース 送信先 OMIMSSC ア すべての SCOM プライアン MS ス 説明 Powershell コマンドはアプライア ンスから開始されます。 出力 すべての SCOM MS OMIMSSC アプ ライアンス アプライアンスは NFS 共有を公 開して、インベントリーの詳細を 管理パックに共有します。 出力 すべての SCOM MS OMIMSSC アプ ライアンス SCOM コンソールから起動された Dell EMC OpenManage Integration ダッシュボードを使用した UI 操 作 表 6.
4 OMIMSSC アプライアンスのインストール トピック: • • • アカウント権限 Dell EMC OMIMSSC の一般的なシステム要件 OMIMSSC アプライアンスのインストールと設定 アカウント権限 Operations Manager 向け OMIMSSC で使用されるアカウントの要件です。 ユーザーは次のグループのメンバーである必要があります。 • • • ドメインユーザーグループ 管理サーバのローカル管理者グループ Operations Manager の管理グループ Dell EMC OMIMSSC の一般的なシステム要件 Dell EMC OMIMSSC アプライアンスをセットアップする前に、次のソフトウェアの前提条件を満たしていることを確認します。 • OMIMSSC: ○ Windows Server オペレーティングシステムがインストールされ、Hyper-V ロールが有効になっていること。 ○ Dell EMC OMIMSSC アプライアンスは、グループ内の管理サーバーのいずれかの登録を通じて、1 つの管理グループの登録を サポートします。ハードウェア要件は次のとおり
○ ○ ○ ○ 2019 1807 1801 2016 メモ: Nano Windows Server のオペレーティング システムを実行しているシステムでは、Microsoft のサポート技術情 報記事 KB3190029 で提供されている Update Rollup 1 for Microsoft System Center 2016 Operations Manager エージェント パッケージを適用します。詳細については、support.microsoft.com/kb/ 3190029 を参照してください。 • • ○ 2012 R2 Dell EMC Server Management Pack Suite がインストールされている管理サーバ上でのローカル管理者特権。 次の Windows ファイアウォールルールを有効にします。 • ○ Operations Manager SNMP 応答 ○ Operations Manager SNMP Trap Listener ○ Operations Manager ping 応答 Windows PowerShell 3.
b. 設定 で プロセッサ を選択し、仮想プロセッサの数 を 4 に設定します。 OMIMSSC アプライアンス仮想マシンの設定および検証 アプライアンス VM が適切に設定されていることを検証するには、アプライアンス VM を選択して右クリックして 設定 をクリッ クし、次のタスクを実行します。 1. アプライアンスのメモリー割り当てが、Dell EMC OMIMSSC の「Dell EMC OMIMSSC の一般的なシステム要件」に記載されている 要件に従っていることを確認します。足りない場合は、スタートアップ RAM にメモリを増設し、適用 をクリックします。 2. プロセッサー数が、「Dell EMC OMIMSSC の一般的なシステム要件」に記載されている要件に従っていることを確認します。要 件を満たしていない場合は、プロセッサ数 の 仮想プロセッサ数 にプロセッサ数を指定します。 3. IDE コントローラーの[仮想ハード ディスク]フィールドを確認します。これには、 [IDE コントローラー 0]>[ハード ドライ ブ]で OMIMSSC - v7.1.
図 1. 黒のコンソールウィザード 4. アプライアンス で、ネットワークの設定 を選択し Enter を押して、次のサブステップを実行します。 a. b. c. d. e. f. g. 接続の編集を選択し、Enter を押します。 編集する イーサネット 接続を選択し、編集 を選択して Enter を押します。 IPv4 設定 > <表示> を選択して、Enter を押します。 DNS サーバ で DNS の IP アドレスを入力し、OK を押します。 バック を選択して、Enter を押します。 システムホスト名の設定 を選択して ENTER を押します。 ホスト名 にホストの FQDN を入力し、OK を押します。たとえば、Hostname.domain.com などです。 メモ: デバイス構成 オプションを選択すると、アプライアンスの IP アドレスを変更できます。これ以降は、アプライア ンスのホスト名を変更しないでください。 h. 終了 を押し、次に Enter を押します。 5.
• WinRM のクライアントおよびサーバ認証を有効にする。 以上の処理は、Operations Manager が設定されている管理サーバで実行されます。 設定管理パックをダウンロードするには、次の手順を実行します。 • • • パスワードフィールドにパスワードを入力して、デフォルトの管理者として Dell EMC OMIMSSC 管理ポータルにログインしま す。 左側のペインで ダウンロード を選択し、Dell EMC OMIMSSC 構成管理パックで 設定 MP をダウンロード をクリックします。 設定管理パックをダウンロードします。 管理パックをインストールするには、次の手順を実行します。 • • • • • • Operations Manager コンソール を起動します。 左側のペインで、管理 > 管理パック > インストール済み管理パック を選択します。 タスク 管理パックのインポート を実行します。管理パックのインポート 画面が表示されます。 追加 を選択してドロップダウンメニューで ディスクから追加 をクリックし、管理パックがダウンロードされたフォルダにアク セスします。 ダウン
図 2.
5 デバイス モニタリングのためのプロキシ MS と 拡張性のシナリオ この章では、プロキシ MS の概要と、監視対象デバイスの高い拡張性を実現するためのプロキシ MS の OMIMSSC アプライアンス の管理について説明します。 トピック: • • • プロキシ MS の概要 サポートされる拡張性での導入シナリオを使用した管理サーバおよびプロキシ MS の設定計画 プロキシ MS の DellProxyMSGroup への追加および Dell プロキシ MS と OMIMSSC の同期 プロキシ MS の概要 プロキシ MS は、Windows Server オペレーティング システムで実行される仮想マシンであり、Microsoft System Center Operations Manager 向け Dell EMC OpenManage Integration(バージョン 7.
表 8. Operations Manager 2012 R2 の導入シナリオ (続き) 監視モード デバイス数 管理サーバの数 メモ: この設定はデバイス数の列に示される Dell デバイスを監視するために必要です。 メモ: 拡張可能モードで 600 台を超えるデバイスの拡張をするには、Operations Manager 2012 R2 を Operations Manager 2016 以降にアップグレードします(Microsoft のパブリック ホットフィックス https://support.microsoft.com/en-us/help/ 4481376/は Operations Manager 2016 以降のみで利用可能)。 メモ: Operations Manager 2012 SP1 では、OMIMSSC はサポートされません。 表 9.
表 9.
表 9. Operations Manager 2016 以降の導入シナリオ (続き) シナリオ 1:Operations Manager(SMASH/ ネットワークスイッチ)を使用したデバイスの検出 Dell EMC デバイスは、Operations Manager コンソールでネットワークデバイスまたは SMASH デバイスとして検出されます。 SMASH デバイスの入力が行えるのは SMASH 監視ウィザードであり、ネットワークスイッチについては Operations Manager コンソールのネットワークデバイス検出ウィザードです。 メモ: この設定 はデバイス数の 列に示される Dell デバイスを 監視するために 必要です。 ンの設定」を参照し てください メモ: 拡張性の値を大きくするには、Microsoft Sizing ガイドに従って、管理グループを水平方向に拡張します。すべての管理 グループは、新しい OMIMSSC アプライアンスを必要とします。 表 10.
注意: Registry Editor の誤操作は、重大な問題を発生させる可能性があり、オペレーティングシステムの再インストールが 必要になる場合もあります。 メモ: このサンプルスクリプトは、プロキシ MS に必要な上記の設定操作を簡易化するためのものです。Dell EMC では、 このスクリプトを正式にサポートはしていません。 3. Microsoft のパブリックホットフィックス https://support.microsoft.com/en-us/help/4481376/ は、拡張性設定に関する各 System Center Operations Manager サーバおよび各プロキシ MS に適用する必要があります。 メモ: プロキシ MS で、C:\Program Files\Microsoft Monitoring Agent\Agent\SnmpModules.dll にある SnmpModules.dll を特定します。 推奨事項: 次に、プロキシ MS についての推奨事項をいくつか示します。 1.
• • 監視 をクリックして任意のデバイスを選択し、次に MSSC と同期 をクリックします。 デバイス検出をトリガーする前に、同期タスクが完了していることを確認し、一般的なログ中に「すべての管理サーバの取得処 理完了」のメッセージを探します。詳細に関しては、「ジョブの表示」を参照してください。 メモ: OMIMSSC アプライアンスが新しいプロキシ MS 情報でアップデートされるまで 15 分間待ってから、引き続き検出を実 行します。 デバイス モニタリングのためのプロキシ MS と拡張性のシナリオ 25
6 DSMPS のインストール このセクションでは、System Center Operations Manager(SCOM)向け Dell EMC Server Management Pack Suite バージョン 7.1.1 を インストールする方法について説明します。 トピック: • • • 前提条件 .
デフォルトで管理パックは次の場所にインストールされます。 C:\Program Files\Dell Management Packs\Server Mgmt Suite\7.
7 Dell EMC Feature Management Dashboard 本項では、Dell EMC Feature Management Dashboard を使用した監視機能のインストール、アップグレード、および削除につい て説明します。 モニタリング機能を Operations Manager コンソールにインポートするには、[Dell EMC Feature Management Dashboard]を使用 するか、Operations Manager の[管理パックのインポート]ウィザードを使用して、モニタリング機能管理パックをインポートしま す。監視機能の高度な微調整には、Dell EMC Feature Management Dashboard を使用します。詳細については、該当する監視機 能の、Dell EMC 監視機能タスクを参照してください。 トピック: • • Dell EMC Feature Management Dashboard Operations Manager への管理パックのインポート Dell EMC Feature Management Dashboard
図 3. 監視ペイン Dell EMC Feature Management Dashboard ペインには、インストールされている Dell EMC 監視機能、現在使用中のバージョ ン、アップグレード可能なバージョン、監視レベル、ノードの合計数、必要なライセンスのリストが表示されます。 図 4. Dell EMC Feature Management Dashboard 4. インストールする監視機能を選択します。 5. タスク ペインの下にある Dell EMC 監視機能タスク を展開します。 図 5. Dell EMC 監視機能タスク 6. タスクをクリックして、機能をインポートします。 7.
8. 実行 をクリックします。 9. タスクが正常に完了したら、閉じるをクリックします。 図 6. タスク状態 10. 有効にする各監視機能で、手順 4~9 を繰り返します。 メモ: Dell EMC Feature Management Dashboard で別のタスクを開始する場合は、前のタスクが完了するのを待ってくだ さい。 Dell EMC Feature Management Dashboard を使用した Dell EMC 監視機能のアップグレード 1. Operations Manager コンソール を起動します。 2. 監視 をクリックします。 3. Dell EMC > Dell EMC Feature Management Dashboard の順にクリックします。 4. アップグレードする監視機能を選択します。 5. タスク ペインの下にある Dell EMC 監視機能タスク を展開します。 6. 実行するアップグレードタスクをクリックします。 7. タスクの実行 アップグレード 画面で、事前定義された RunAs アカウントの使用 オプションを選択します。 8.
アップグレード プロセス中に、すべてのオーバーライド(検出、ユニット監視、ルールに対するあらゆるカスタマイズ)が、Dell Server Management Pack Suite の旧バージョンから Dell EMC Server Management Pack バージョン 7.1 以降に継承されます。 表 12.
バーライドを True に設定します。詳細については、「Dell EMC Feature Management Dashboard タスクが失敗する」を参 照してください。 8. タスクが終了したら、閉じる をクリックします。 メモ: カスタムグループで参照されるオーバーライドまたはインスタンスがある場合、Dell EMC Feature Management Dashboard で監視機能の削除タスクを実行すると失敗することがあります。このような場合は、カスタムグループに関連付け られたオーバーライドまたはインスタンスを削除してください。 Operations Manager への管理パックのインポート 管理パックのインポートには、Operations Manager の管理パックのインポートウィザードを使用します。 1. Operations Manager コンソール を起動します。 2. ナビゲーションペインで、管理 をクリックします。 3. 管理パック をクリックして、管理の概要 で 管理パックをインポート を選択します。 4.
8 SCOM 向け OMIMSSC アプライアンスおよび DSMPS の管理 このセクションでは、OMIMSSC および DSMPS の管理について説明します。 トピック: • • Dell EMC OMIMSSC アプライアンスの管理 Dell EMC OMIMSSC アプライアンスの管理 Dell EMC OMIMSSC アプライアンスの管理 Operations Manager コンソールで行うアプライアンスから の Feature Management Pack のインポート Service Pack アップデート v7.1.
Operations Manager にログインしているユーザーの詳細情報が表示されます。 登録済みコンソールの表示または更新 登録されているすべての Operations Manager コンソールを Dell EMC OMIMSSC で表示させるには、次の手順に従います。 1. 管理ポータルで 設定 をクリックし、コンソール登録 をクリックします。 登録されているすべてのコンソールが表示されます。 2.
Dell EMC OMIMSSC アプライアンス仮想マシン(VM)の削 除 OMIMSSC アプライアンス VM を削除する前に、登録済みコンソールの登録解除を実行したことを確認してください。 OMIMSSC アプライアンス VM を削除するには、次の手順を実行します。 1. Windows Server の Hyper-V マネージャー で、アプライアンス VM を右クリックして オフにする をクリックします。 2. アプライアンス VM を右クリックして、削除 をクリックします。 ジョブの表示 Dell EMC OMIMSSC で作成されたすべてのジョブとそのステータス情報を表示できます。 ジョブを表示するには、次の手順を実行してください。 1. Dell EMC OMIMSSC コンソールで、ジョブおよびログセンター をクリックします。 2.
1. 解凍した場所から Dell_EMC_Server_Management_Pack.exe ファイルを実行します。 Dell EMC Server Management Pack の ようこそ 画面が表示されます。 2. 次へ をクリックします。 3. 削除 を選択してから 次へ をクリックします。 プログラムの削除 画面が表示されます。 4. 削除 をクリックします。 Dell EMC Server Management Pack が削除されます。 メモ: Dell EMC Server Management Pack をアンインストールすると、Operations Manager にインポートされた管理パック が削除されます。Operations Manager から管理パックを削除するには、Technet.microsoft.com/en-us/library/ cc974489.aspx.
9 アップグレード この章では、SCOM、OMIMSSC、および DSMPS のアップグレードについて説明します。 トピック: • • • SCOM のアップグレード OMIMSSC のアップデート DSMPS のアップグレード SCOM のアップグレード このセクションでは、さまざまなバージョンから SCOM をアップグレードする方法について説明します。 Operations Manager 2012 R2 から Operations Manager 2016 以降へのアップグレード System Center Operations Manager 2016、System Center Operations Manager 1801、System Center Operations Manager 1807、または System Center Operations Manager 2019 へのアップグレードは、既存の Dell EMC Server Management Pack Suite の機能には影響しま せん。Operations Manager 2012 R2 から Operations
トラップ監視とトラップベースのユニット監視のための Operations Manager の設定 System Center Operations Manager 2012、System Center Operations Manager 2016、System Center Operations Manager 1801、System Center Operations Manager 1807、または System Center Operations Manager 2019 でトラップとトラップ ベースのユニット監視を行 うには、次の手順を実行します。 1. Operations Manager を起動して、管理 をクリックします。 2. 管理 ペインで、 Run As 設定→ プロファイル と移動します。 3. 使用可能なプロファイルのリストから、SNMP 監視アカウント を右クリックし、プロパティ をクリックします。 はじめに 画面が表示されます。 4. 次へ をクリックします。 Run As プロファイルの一般プロパティの指定 画面が表示されます。 5.
7. OK をクリックします。 8. Run As アカウントの追加 画面で、OK をクリックします。 9. 管理したいクラスの各タイプに、手順 2~8 を繰返します。 10. 保存 をクリックします。 11.
1. OMIMSSC で、[設定] > [Service Pack アップデート]を選択します。 2. オフライン パッケージを使用してアップデートするには、 [リポジトリー URL]に、「http://<サーバー名>:<ポート名>/<リポ ジトリー パス>」形式で URL 情報を入力し、必要に応じてプロキシー サーバーの詳細情報とサーバーにアクセスするための認証情 報を入力して、[保存]をクリックします。 メモ: URL 内に入力するホスト名にはアンダースコア(_)が含まれないように注意してください。 linux.dell.com を使用してアップデートするには、 [リポジトリー URL]に、「http://linux.dell.
Dell EMC Server Management Pack Suite の旧バージョンか ら Dell EMC OMIMSSC の最新バージョンへのアップグレー ド Dell EMC Server Management Pack Suite バージョン 7.0 から Dell EMC OMIMSSC の最新バージョンにアップグレードするには、次の 手順を実行します。 1. Hyper-V 上の仮想マシンに .vhd ファイルを導入して、OMIMSSC アプライアンスをセットアップします。 2. OMIMSSC で Operations Manager の登録を実行します。管理パックがアップグレードされるまで、数分待ちます。 メモ: 必要なプロキシ MS の数については、「プロキシ MS の概要」を参照してください。 メモ: プロキシ MS でサポートされるデバイス数は 250 です。詳細については、「サポートされる拡張性での導入シナリオ を使用した管理サーバおよびプロキシ MS の設定計画」を参照してください。 3.
バージョン 6.3 以前のバージョンからのアップグレード Dell EMC Dell Server Management Pack Suite バージョン 6.3 以前からバージョン 7.
10 Dell EMC Server Management Pack Suite でサ ポートされる監視機能 このセクションでは各項で、Operations Manager 向け DSMPS でサポートされる監視機能について説明します。 トピック: • • Dell EMC サーバおよびラック型ワークステーションの監視機能 Operations Manager 向け DRAC 監視機能 Dell EMC サーバおよびラック型ワークステーション の監視機能 Dell EMC サーバおよびラック型ワークステーションの監視機能は、対応 Windows OS が実行されている次のインストールデバイスを OpenManage Server Administrator(OMSA)を使用して検出および監視します。 • • • • PowerEdge モジュラー型サーバーおよび Dell EMC PowerEdge モノリス型サーバー PowerVault サーバ Dell OEM Ready サーバー Dell Precision ラック これらのデバイスのインベントリと監視は、サーバの OpenManage S
表 13. Dell EMC サーバおよびラック型ワークステーションの監視および管理パック 特長 管理パックのデフォルト場所 管理パック メモ: Dell.WindowsServer.InformationAlertsOn.mp (情報アラートを受信したい場合にのみインポー ト) 詳細機能 • Dell.WindowsServer.Detailed.mp およびすべての拡張 可能管理パック 設定の前提条件 Dell EMC デバイスを検出するための System Center Operations Manager(SCOM)エージェントへの接続性。 管理サーバー(MS)の要件 対応オペレーティングシステム 次に、管理サーバ用に Operations Manager がサポートするオペレーティングシステムをリストします。 • • • • • Operations Manager 2019 については、https://docs.microsoft.
メモ: DRAC ツール、OpenManage Server Administrator(Server Administrator)、BMC 管理ユーティリティ、Dell License Manager には、Dell Systems Management Tools and Documentation メディアからアクセスするか、dell.com/support から ダウンロードします。 管理サーバアクションアカウント(MSAA) 表 15.
表 16. 機能管理タスク (続き) タスク 説明 テーションの監視(ライセンス対象)機能の両方から監視さ れている場合、このタスクは Dell EMC サーバおよびラック型 ワークステーションの監視機能を、Dell EMC サーバおよびラ ック型ワークステーションの優先監視方法として有効にしま す。 詳細については、『Microsoft System Center Operations Manager 向け Dell EMC OpenManage Integration バージョン 7.1.
表 17. DRAC 監視機能と必要な管理パック 特長 管理パックのデフォルト場所 必要な管理パック %PROGRAMFILES%\Dell Management Packs\Server Mgmt Suite\7.1\Library • 管理パック • %PROGRAMFILES%\Dell Management Packs\Server Mgmt Suite\7.1\Remote Access Monitoring • • • Dell.OperationsLibrary.Common.mp 管理パック Dell.DRAC.OM12.mp — Operations Manager 2012 以降 Dell.Model.DRAC.mp Dell.OperationsLibrary.DRAC.mp Dell.View.DRAC.mp 設定の前提条件 SNMP 機能のためにファイアウォール上の SNMP ポートを有効化します。 管理サーバ(MS)の要件(オプション) 表 18.
表 19.
11 Dell EMC OMIMSSC でサポートされる監視機能 このセクションでは各項で、Operations Manager 向け OMIMSSC でサポートされる監視機能について説明します。 トピック: • • • • Dell EMC サーバおよびラック型ワークステーション監視(ライセンス対象)機能 Dell EMC シャーシ監視機能 Dell EMC シャーシモジュラーサーバ相関機能 Dell EMC ネットワークスイッチ監視機能 Dell EMC サーバおよびラック型ワークステーション 監視(ライセンス対象)機能 Dell EMC サーバおよびラック型ワークステーションの監視(ライセンス対象)機能は、次のデバイスの検出および監視方法に基づ いて、詳細または拡張可能インベントリを提供します。 • • • • • • 第 12~14 世代 PowerEdge サーバ PowerVault サーバ Dell Precision ラック Dell ブランドの OEM サーバー Dell OEM Ready サーバー PowerEdge Storage Space Direct Ready ノード
表 20. Dell EMC サーバおよびラック型ワークステーションの監視(ライセンス対象)機能および必要な管理パック 特長 管理パックのデフォルト場所 必要な管理パック • • • • • ○ Dell.ManagedServer.Model.mp ○ Dell.View.Server.mp iDRAC–WS-MAN で検出される Dell EMC サーバま たはラック型ワークステーションの場合: ○ Dell.Model.Server.mp ○ Dell.OperationsLibrary.Server.mp ○ Dell.Server.OOB.mp ○ Dell.View.Server.mp Dell.Model.Server.mp Dell.Server.SDK.mp Dell.Server.SDKServer.mp Dell.View.Server.
表 21. ソフトウェアの前提条件 (続き) ソフトウェア (オプション)OpenManage Power Center 目的 Dell OpenManage Power Center コンソールを起動します。 Operations Manager コンソールを使用してデータセンターの電 力消費量と温度を監視および管理するには、管理サーバに OpenManage Power Center をインストールします。詳細につい ては、dell.
表 22.
表 23. 必要な管理パック 特長 管理パックのデフォルト場所 必要な管理パック Dell EMC シャーシ監視 ライブラリ ライブラリ %PROGRAMFILES%\Dell Management Packs\Server Mgmt Suite\7.1\Library • • Dell.Connections.HardwareLibrary.mp Dell.OperationsLibrary.Common.mp 監視用管理パック 監視用管理パック • • • • %PROGRAMFILES%\Dell Management Packs\Server Mgmt Suite\7.1\Chassis Monitoring Dell.CMC.SDK.mp Dell.Model.CMC.mp Dell.CMC.Sync.mp Dell.View.SDKCMC.
簡易認証タイプの Run As アカウントの作成方法については、Dell.com/ OMConnectionsEnterpriseSystemsManagement で『Microsoft System Center Operations Manager 向け Dell EMC OpenManage Integration バージョン 7.1.1 ユーザーズ ガイド』の「簡易認証 Run As アカウントの作成」を参照してください。 メモ: サーバ管理アクション アカウントを Operations Manager 管理者グループに追加します。 3.
管理パック Dell EMC Server Management Pack の管理パックが正常にインポートされると、Operations Manager コンソールの 管理 ペインに必要 な管理パックが表示されます。詳細については、「Operations Manager への管理パックのインポート」を参照してください。 表 25. Dell EMC シャーシモジュラーサーバ相関監視機能と必要な管理パック 特長 管理パックのデフォルト場所 必要な管理パック Dell EMC シャーシモジュラーサ ーバ相関 ライブラリ ライブラリ %PROGRAMFILES%\Dell Management Packs\Server Mgmt Suite \7.1\Library • • 管理パック %PROGRAMFILES%\Dell Management Packs\Server Mgmt Suite \7.1\ChassisModular ServerCorrelation Dell.Connections.HardwareLibrary.mp Dell.OperationsLibrary.
表 26. 機能管理タスク (続き) タスク 説明 シャーシモジュラーサーバー相関機能の削除 Dell EMC シャーシモジュラーサーバ相関機能を削除します シャーシモジュラーサーバー相関機能のアップグレード Dell EMC シャーシモジュラーサーバ相関機能を最新バージョ ンにアップグレードします。 Dell EMC ネットワークスイッチ監視機能 Dell EMC ネットワークスイッチ監視機能は、M シリーズ、Z シリーズ、N シリーズ、S シリーズスイッチなどのネットワークスイッ チを検出して監視します。ネットワークスイッチ監視機能では、SNMP ベースで通信が行われます。 Dell EMC ネットワークスイッチ監視機能は、サポート対象 Operations Manager の個々のスイッチコンポーネントの詳細なレベルで の監視も行います。 管理パック 次の表には、Dell EMC ネットワークスイッチ監視機能のために必要な管理パックがリストされています。 表 27.
表 28.
12 トラブルシューティング 本章では、インストール関連のエラーのトラブルシューティングについての情報を説明します。 トピック: • • • • • • • • • • • • • • OMIMSSC アプライアンスと Operations Manager コンソールとの間の接続の切断 Mozilla Firefox ブラウザを介して Dell EMC OMIMSSC 管理ポータルにアクセスする際のエラーメッセージ OMIMSSC アプライアンスへの接続の失敗 Dell EMC OMIMSSC アプライアンスと Operation Manager コンソール間の接続のテストに失敗する OMIMSSC アプライアンスに割り当てられていない IP アドレス 進行中のアプライアンス検出ジョブスタック Operations Manager コンソールで Dell EMC OMIMSSC を起動できない Dell EMC OMIMSSC の再起動後に Dell EMC デバイスの検出と監視が失敗する イベント ID 33333:SqlError でデータアクセスレイヤが再試行を拒否する Dell EMC Featu
OMIMSSC アプライアンスへの接続の失敗 Operations Manager 環境用 OMIMSSC のインストール後に OMIMSSC アプライアンスアイコンをクリックすると、「Connection to server failed」というエラーが表示されます。 回避策として、次の手順を実行します。 • • • アプライアンスの IP と FQDN を信頼済みサイトとして追加します。 アプライアンスの IP と FQDN を DNS の 前方参照ゾーン および 逆引き参照ゾーン に追加します。 C:\ProgramData\VMMLogs\AdminConsole ファイルにエラーメッセージがないか確認します。 Dell EMC OMIMSSC アプライアンスと Operation Manager コンソール間の接続のテストに失敗する ユーザー名が同じで、パスワードがドメインユーザーアカウントとローカルユーザーアカウントで異なる場合、Operations Manager コ ンソールとアプライアンス間の接続テストに失敗します。 たとえば、次のとおりです。 ドメインユーザーアカウント:domain\
メモ: 他のオーバーライドパラメーターは選択しないでください。 Dell EMC OMIMSSC の再起動後に Dell EMC デバイ スの検出と監視が失敗する OMIMSSC を再起動すると、Operations Manager と OMIMSSC アプライアンスとの間の接続が切断されます。アプライアンスが起 動すると、次回の検出および監視サイクル後に、Dell EMC デバイスのすべての検出および監視が復元されます。 メモ: 検出および監視サイクルのデフォルトは 24 時間です。 24 時間のサイクルより前に Dell EMC デバイスの検出および監視を開始するには、オーバーライド値を変更してください。 オーバーライド値を変更するには、次の操作を行います。 • Dell EMC OMIMSSC にログインします。 • プロファイルおよび設定 > 設定 の順に選択します。 • 編集タブをクリックし、オーバーライド値を編集するデバイスを選択します。 • 検出間隔列で、オーバーライド値を編集して、適用 をクリックします。 • オーバーライド値を変更すると、ただちに検出が再度トリガーされます。 • (オプショ
Feature Management Dashboard タスクが失敗する Feature Management Dashboard でのアップグレードタスクの実行は、データ喪失の原因になる場合があります。たとえば、変更 されている監視機能に依存性または関連性が存在すると、アップグレードタスクが失敗し、適切なメッセージが表示されます。 注意: タスクのパラメータを上書きすると、管理パックまたは動作データが失われる場合があります。 1. Operations Manager コンソールを起動して、監視 をクリックします。 2. 監視ペインで、Dell > Feature Management Dashboard と移動します。 Feature Management Dashboard に、Operations Manager にある管理パックとアップグレード可能な管理パックのバージョンの リストが表示されます。 3. 監視機能を選択します。 4. タスク で、Dell 監視機能タスク を展開します。 5.
6. FmpHostFqdn を選択し、上書き値を Feature Management のアクティビティが実行される必要がある管理サーバーの FQDN に 設定します。 Feature Management Pack ダッシュボードで検出モ ードがアップデートされない 検出モードが詳細に設定されたデバイスがほとんど検出されなかった 7.1 アプライアンスに 7.1.1 パッチを適用した後、Feature Management Pack を手動でインポートします。そうすると、7.1 アプライアンスで設定された検出モードは、Feature Management Pack ダッシュボードでアップデートされません。 Feature Management Pack ダッシュボードの監視レベルをアップデートするには、次の手順を実行します。 1. Operations Manager コンソールにログインします。 2. [監視]ペインで、[Dell EMC OpenManage Integration ビュー] > [OpenManage Integration Dashboard]の順に選択しま す。 3.
13 付録 トピック: Web Services Management(WS-Man)と SMASH デバイステンプレートのインストール 登録解除中に到達不能となった Operations Manager コンソールの手動クリーンアップ Run As アカウントの関連付けタスク — Dell EMC サーバおよびラック型ワークステーションの監視(ライセンス対象)機能 • • • Web Services Management(WS-Man)と SMASH デバイステンプレートのインストール WS-Man と SMASH デバイステンプレートをインストールするには、次の手順を実行します。 1. www.microsoft.com/en-in/download/confirmation.aspx?id=29266 から、SMASH ライブラリ MPB ファイル WSManagementAndSMASHDeviceDiscoveryTemplate.msi を一時的な場所にダウンロードします。 2. .
• • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • • Dell EMC Feature Management Override Dell EMC Managed Server Model Library Dell EMC グループ作成 Dell EMC Server Operations Library Dell EMC 機能管理 Dell EMC シャーシ CMC ビュー Dell EMC シャーシ CMC モデル Dell EMC CMC Operations Library Dell EMC サーバ表示 Dell EMC SDK ApplianceIP Override Dell EMC Server Model Dell EMC Server View Library Dell EMC Server Model Library Dell EMC CMC モデル Dell EMC AgentResource 0 Override Dell EMC NetworkSwitch ビュー Dell EMC NetworkSwitch Dell EMC Performance
14 Dell EMC サポートサイトからのドキュメントへ のアクセス 必要なドキュメントにアクセスするには、次のいずれかの方法で行います。 • 次のリンクを使用します。 ○ Dell EMC エンタープライズ システム管理、Dell EMC リモート エンタープライズ システム管理、および Dell EMC 仮想化ソリ ューションのマニュアル — www.dell.com/esmmanuals ○ Dell EMC OpenManage マニュアル — www.dell.com/openmanagemanuals ○ iDRAC マニュアル — www.dell.com/idracmanuals ○ Dell EMC OpenManage Connections エンタープライズ システム管理マニュアル — www.dell.com/ OMConnectionsEnterpriseSystemsManagement ○ Dell EMC Serviceability Tools マニュアル — https://www.dell.