Deployment Guide
表 26. レプリケーション セットアップの診断:レプリケーション機能の使用 (続き)
回答 考えられる理由 アクション
無 ケーブル接続が無効です(複数の
エンクロージャーが使用されてい
る場合は、各システムのケーブル
接続を確認してください)。
コントローラー エンクロージャーのケーブル接続を確認します:
● 適切なケーブルが使用されているかを確認します。
● ホスト接続に適切なケーブル接続パスが使用されているかを確認します。
● レプリケーション ポートとスイッチ間のケーブル接続パスが相互に認識
できているかを確認します。
● ケーブルの接続が確実に固定されているかを確認します。
● ケーブルに損傷がないかを点検し、必要に応じて交換します。
無 設定されたプールがシステムに
ありません。
各システムが 1 つのストレージ プールを持つよう設定します。
レプリケーション セットを作成できますか?
有効なケーブル接続を行ってネットワークが使用可能になった後で、[Replications]トピックから Action > Create Replication Set
の順に選択して、レプリケーション セットを作成します。
表 27. レプリケーション セットアップの診断 – レプリケーション セットの作成
回答 考えられる理由 アクション
あり システムは正常に機能していま
す。
処置の必要はありません。
無 iSCSI ホスト インターフェイス
ポートを装備したコントローラー
エンクロージャーで、CHAP の使
用に起因して、レプリケーション
セットの作成に失敗します。
を使用している場合は、『Dell EMC PowerVault ME4 Series Storage System
Administrator’s Guide』の CHAP の設定とレプリケーションでの作業に関する
トピックを参照してください。
無 セカンダリー ボリューム(プライ
マリー ボリュームからのデータ
のレプリケート先とするプール上
の宛先ボリューム)を作成できま
せん。
● イベント ログを確認し、レプリケーション データ パス コンポーネント内
での特定の障害を示すものを特定します。該当するすべての推奨処置に
従ってください。
● 次のいずれかの基準に照らして、セカンダリー ボリュームの仕様の有効性
を確認します。
○ 競合ボリュームが存在していない。
○ プール内に利用可能な空き容量がある。
無 通信リンクがダウンしています。
イベント ログを確認し、ホストまたはレプリケーション データ パス コンポ
ーネント内での特定の障害を示すものを特定します。
ボリュームのレプリケーションが行えますか?
表 28. レプリケーション セットアップの診断 – ボリュームのレプリケーション
回答 考えられる理由 アクション
あり システムは正常に機能していま
す。
処置の必要はありません。
無 が存在していません。
● プライマリーまたはセカンダリー ボリュームの存在を確認します。
● レプリケーション セットが正常に作成されていない場合は、
[Replications]トピックの Action > Create Replication Set でレプリケ
ーションを作成します。
● イベント ログを確認し(フッター内でイベント パネルをクリックしイベ
ント リストを表示を選択)、レプリケーション データ パス コンポーネン
ト内での特定の障害を示すものを特定します。該当するすべての推奨処
置に従ってください。
98 レプリケーションのためのケーブル接続