Deployment Guide
図 39. レプリケーション用に 2 台の ME4 Series2U ストレージ システムを接続:複数のサーバ、複数のスイッチ、2 つのネットワ
ーク
1. 2U コントローラー エンクロージャー 2. 2 台のスイッチ(I/O)
3. ホスト サーバへの接続(ネットワーク A) 4. ホスト サーバへの接続(ネットワーク B)
5. Ethernet WAN
図 40. レプリケーション用に 2 台の ME4 Series5U ストレージ システムを接続:複数のサーバ、複数のスイッチ、2 つのネットワ
ーク
1. 5U コントローラ エンクロージャ 2. 2 台のスイッチ(I/O)
3. ホスト サーバへの接続(ネットワーク A) 4. ホスト サーバへの接続(ネットワーク B)
5. Ethernet WAN
レプリケーション障害の分離
レプリケーションとは、ブロックレベルのデータについて、プライマリー ストレージ システムのボリュームからセカンダリー スト
レージ システムのボリュームへの非同期レプリケーションを実行する、ディザスタリカバリ機能です。
レプリケーション機能により、プライマリー ボリュームの内部スナップショットが作成され、前回のレプリケーション以降のデータ
変更が、iSCSI または FC 接続を使用してセカンダリー システムにコピーされます。プライマリー ボリュームはプライマリー スト
レージ システムのプライマリー プールに存在します。レプリケーションは、PowerVault Manager または CLI のいずれかを使用して
完了することができます。
レプリケーションのセットアップと検証
レプリケーション用のストレージ システムのケーブル接続の完了後、レプリケーション機能を使用するための準備は、PowerVault
Manager を使用して行えます。あるいは SSH か telnet を使用してコントローラー モジュールの IP アドレスにアクセスし、CLI を使
用してレプリケーション機能にアクセスすることも可能です。
レプリケーション用に ME4 Series ストレージ システム コントローラー エンクロージャーを有効化するための基本情報は、後述する
トラブルシューティング手順での予備知識としても役立ちます。
● 『Dell EMC PowerVault ME4 Series
ストレ
ー
ジ
システム管理者ガイド
』に記載されているレプリケーションに関する内容を参照し
てください。
96 レプリケーションのためのケーブル接続