Deployment Guide
9. IP アドレスを割り当てる各 NIC(「前提条件」の項で作成した計画ワークシートの NIC1 および NIC2)について、手順 1~8 を繰
り返します。
10. OK を選択してネットワークの設定を終了します。
11. OK を選択して YaST を終了します。
ME4 Series ストレージ システムに接続するための iSCSI イニシエータの設定
RHEL 7 の場合
1. サーバー端末またはコンソールから iscsiadm コマンドを実行して、ターゲット(ポート A0)を探索します。
iscsiadm –m discovery –t sendtargets –p <IP>
<IP>は IP アドレスです。例:
iscsiadm –m discovery –t sendtargets –p 172.1.100.128
2. 探索の出力を使用し、iscsiadm コマンドを実行して各ポータルにログインします。
a. iscsiadm –m node –T<full IQN>-p <IP>を実行します。
<full IQN>は、手順 1 の出力でリストされた完全 IQN です。<IP>は IP アドレスです。例:
iscsiadm –m node –T iqn.1988-11.com.abcc:01.array.bc305bb0b841-p 172.1.100.128
b. 各コントローラーのホスト ポートについて、手順 1 の探索コマンドの出力を使用してログインを繰り返します。
c. ホストを再起動して、すべてのターゲットが自動的に接続されていることを確認します。
SLES 12 の場合
1. サーバー端末またはコンソールから yast コマンドを使用して、YaST Control Center にアクセスします。
2. ネットワーク サービス]>[iSCSI イニシエーターを選択します。
3. [サービス]タブで、起動時を選択します。
4. 接続されたターゲットタブを選択します。
5. 追加を選択します。iSCSI イニシエーターの[探索]画面が表示されます。
6. 以前に作成したデュアル ポート iSCSI NIC を使用したシングル ホスト サーバー用のワークシートの例を使用して、[IP Address]
フィールドにポート A0 の IP アドレス(例:172.1.100.128.)を入力し、Next をクリックします。
7. 接続を選択します。
8. iSCSI イニシエーターの[探索]画面で、次のアダプターを選択し、接続を選択します。
9. プロンプトが表示されたら、Continue を選択して、「Warning target with TargetName is already connected.(TargetName のター
ゲットはすでに接続されています。)」という警告メッセージをバイパスします。
10.[起動時に自動]を選択し、次へをクリックします。
11. 残りのすべてのアダプターについて、手順 2~10 を繰り返します。
12. ターゲットが接続したら、Next > Quit の順にクリックして YaST を終了します。
13. ホストを再起動して、すべてのターゲットが自動的に接続されていることを確認します。
ホストの登録およびボリュームの作成とマッピング
1. PowerVault Manager にログインします。
2. 次のいずれかの方法でホストのセットアップ ウィザードにアクセスします。
● [ようこそ]画面から、ホスト セットアップをクリックします。
● [ホーム]のトピックから、アクション]>[ホスト セットアップをクリックします。
3. 提示された前提条件を満たしていることを確認して、Next をクリックします。
4. hostname を入力します。
5. 「SLES 12 の場合」のステップ 12 の情報を利用して正しいイニシエータを識別し、設定中のホストの iSCSI イニシエータを選択し
て、Next をクリックします。
6. 他のホストと一緒にホストをグループ化します。
a. クラスター構成の場合は、ホスト グループの設定を使用してクラスター内のホストをグループ化します。
ホストのセットアップの実行 55