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一のディスクがある読み取りキャッシュ ディスク グループについて自動的に使用されます。RAID-0 は、最大 2 台のディスクがあ
る読み取りキャッシュ ディスク グループについて自動的に使用されます。読み取りキャッシュ ディスク グループを作成すると、
システムが自動的に読み取りキャッシュ階層を作成します(まだ存在していない場合)。他の階層とは異なり、データの階層型移行
には使用されません。
ディスク グループのオプション
[ディスク グループの追加]パネルの上部には、以下のオプションが表示されます。
表 16. ディスク グループのオプション
オプション 説明
名前 ディスク グループ名は大文字と小文字を区別し、最大 32 バイトです。システム内に
すでに存在する名前は使用できず、次を含めることはできません。" , < \
タイプ ディスク グループを作成する場合は、次のいずれかを選択します。
• 仮想:仮想ディスク グループのオプションを表示します
• リニア:リニア ディスク グループのオプションを表示します
• 読み取りキャッシュ:読み取りキャッシュ ディスク グループのオプションを表示
します
プール(仮想ディスク グループとリード キ
ャッシュ ディスク グループにのみ表示さ
れます)
グループを含める仮想プール(A または B)の名前を選択します。
割り当て先(オプション、リニア ディス
ク グループの場合のみ表示されます)
アクティブ-アクティブ ULP モードで動作しているシステムの場合、このオプション
ではグループを所有するコントローラー モジュールを指定します。システムがコント
ローラー モジュール間で自動的にグループの負荷分散を行うようにするには、コント
ローラー A またはコントローラー B の代わりに自動設定を選択します。
RAID レベル 仮想ディスク グループまたはリニア ディスク グループを作成する場合は、以下の
RAID レベルのいずれかを選択します。
• RAID 1:2 台のディスクが必要です。
• RAID 5:3~16 台のディスクが必要です。
• RAID 6:4~16 台のディスクが必要です。
• RAID 10:それぞれに 2 台のディスクを備えた、RAID 1 サブグループが 2 個以上あ
る、4~16 台のディスクが必要です。
• RAID 50:(リニア ディスク グループの場合のみ表示されます。)それぞれに 3 台
のディスクを備えた、RAID 5 サブグループが 2 個以上ある、6~32 台のディスク
が必要です。
• ADAPT:12~128 台のディスクが必要です。
NRAID、RAID 0、RAID 3(リニアのみ)のディスク グループを作成するには、CLI
の add disk-group コマンドを使用する必要があります。このコマンドの詳細
については、Dell EMC PowerVault ME4 Series Storage System CLI Guide を参照して
ください。
サブ グループの数(オプションは RAID 10
または RAID 50 が選択されている場合の
み表示されます)
ディスク グループに含めるサブ グループの数を変更します。
チャンク サイズ(オプション、リニア非
ADAPT ディスク グループの場合のみ)
グループの次のメンバーに移動する前に、グループ メンバーに書き込まれる連続データ
の量を KB で指定します。NRAID と RAID 1 の場合、チャンク サイズは意味を持たない
ため適用できません。RAID 50 の場合、このオプションは各 RAID 5 サブグループのチ
ャンク サイズを設定します。リニア ディスク グループを作成する場合は、以下のチ
ャンク サイズ オプションを使用できます。
• 64k
• 128k
• 256k
• 512k
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