Administrator Guide
• ホスト グループを作成するには、[ホスト グループの選択]フィールドにホスト グループの名前を入力します。ホスト グル
ープ名では大文字と小文字が区別され、最大 32 バイトを使用できます。システムに存在させる、または次を含めることは
できません。" , . < \
4. OK をクリックします。
ホスト グループからホストの削除
ホスト グループから最後のホスト以外のすべてを削除できます。ホスト グループからホストを削除すると、ホストはグループ解除
されますが、削除はされません。
1. ホスト トピックで、ホスト グループから削除する 1〜256 個のホストを選択します。
2. アクション]>[ホスト グループから削除を選択してください。[ホスト グループから削除]パネルが開き、削除するホストが
リスト表示されます。
3. OK をクリックします。選択されたホストの場合、グループ値は - に変更されます。
ホスト グループの名称変更
ホスト グループの名称を変更することができます。
1. ホストのトピックで、名称を変更するホスト グループを選択します。
2. アクション]>[ホスト グループの名称変更を選択します。[ホスト グループの名称変更]パネルが開きます。
3. 新しいホスト グループ名フィールドに、ホスト グループの新しい名前を入力します。ホスト グループ名は、大文字と小文字を
区別した最大 32 バイトです。システム内にすでに存在する名前や「" , . < \」を含む名前は使用できません。
名前が別のホスト グループによって使用されている場合は、別の名前を入力するように求められます。
4. OK をクリックします。[ホスト]テーブルがアップデートされます。
ホスト グループの削除
ホスト グループを削除できます。ホスト グループを削除すると、そのホストのグループが解除されますが、ホストは削除されませ
ん。
1. [ホスト]トピックで、1~32 個のホスト グループ選択して削除します。
2. アクション]>[ホスト グループの削除を選択します。[ホスト グループの削除]パネルが開き、削除するホスト グループがリ
スト表示されます。
3. OK をクリックします。選択したホスト グループ内にあったホストのグループ値は「--」に変更されます。
CHAP を設定する
iSCSI の場合、チャレンジ ハンドシェイク認証プロトコル(CHAP)を使用して、ログイン要求のイニシエータとターゲットの間で
認証を実行できます。この識別を実行するには、イニシエータとターゲットに CHAP レコードのデータベースが存在する必要があり
ます。各 CHAP レコードでは、イニシエータのみを認証するための名前とシークレットの 1 つのペア(単方向 CHAP)、またはイニ
シエータとターゲットの両方を認証するための 2 つのペア(双方向 CHAP)を指定できます。iSCSI ホストからコントローラ iSCSI ポ
ートへのログイン要求の場合、ホストはイニシエータで、コントローラ ポートはターゲットです。
CHAP が有効で、ストレージ システムが既知の発信者(イニシエータ)からログイン要求された受信者の場合、システムは既知の
シークレットを要求します。発信者がシークレットを供給すると、接続が許可されます。
すべての iSCSI ノードで CHAP を有効または無効にするには、「ホスト ポート設定の変更 、p. 54」を参照してください。
ピア接続を備えたシステムで、レプリケーションのために CHAP を使用する場合、特別な考慮が必要です。ピア接続では、ストレ
ージ システムはログイン要求の発信者または受信者として機能します。有効な CHAP レコードを持つ発信者は、CHAP が無効であ
っても CHAP を認証できます。これが可能になる理由は、システムがピアによって要求された CHAP シークレットを供給し、接続
が許可されるからです。ピア接続で使用する CHAP の設定方法と、CHAP がレプリケーションとやりとりする仕組みについては、
「ピア接続を作成する 、p. 126」を参照してください。
CHAP レコードの追加または変更
1. 相互 CHAP を使用するために、コントローラの iSCSI ポートの IQN の確認が必要な場合には、次の手順を実行します。
• システムトピックを選択します。
ホスト トピックでの作業 79