Administrator Guide
ります。新しいディスク グループは、作成から 20 分後に最初にスクラブされます。ディスク グループをスクラブした後、ディス
ク グループのスクラブ間隔時間オプションで指定した間隔の後に、スクラブが再び開始されます。
スクラブが完了すると、イベント 207 が記録され、エラーが検出されたかどうか、およびユーザアクションが必要かどうかが指定
されます。バックグラウンド ディスク グループのスクラブを有効にすることをお勧めします。
メモ: バックグラウンド ディスク グループのスクラブを無効にすることを選択した場合は、アクション]>[ディスク グルー
プ ユーティリティを使用して、選択したディスク グループをスクラブすることができます。
ディスク グループのバックグラウンド スクラブの設定
1. [システム]トピックで、アクション]>[詳細設定]>[システム ユーティリティを選択します。
2. オプションを設定します。
• ディスク グループのスクラブオプションを選択して有効にするか、クリアして無効にします。このオプションはデフォルト
で有効に設定されています。
• ディスク グループのスクラブ間隔(時間)オプションを設定します。これは、バックグラウンドのディスク グループ スク
ラブの終了時と再開時の間隔です。デフォルトは 24 時間です。
3. Apply(適用)をクリックします。
ディスク グループにないディスク用のバックグラウンド スクラブを設定
する
システムがディスク グループにないディスクを継続的に分析してディスク エラーを検出して修正するかどうかを有効または無効
にすることができます。バックグラウンド ディスク スクラブの終了と再開の間隔は、72 時間です。初めてこのオプションを有効
にすると、バックグラウンド ディスク スクラブが最小限の遅延で開始されます。このオプションを無効にしてから再度有効にす
ると、バックグラウンド ディスク スクラブは、最後のバックグラウンド ディスク スクラブが完了してから 72 時間後に開始され
ます。
SAS ディスクのバックグラウンドを有効にするディスク スクラブが推奨されます。
ディスク グループにないディスク用のバックグラウンド スクラブの設定
1. [システム]トピックで、アクション]>[詳細設定]>[システム ユーティリティを選択します。
2. ディスク スクラブオプションを有効にするか、選択をクリアし無効にします。このオプションはデフォルトで無効に設定され
ています。
3. Apply(適用)をクリックします。
ユーティリティの優先度を設定する
システムのコントローラに対して競合するアクティブな I/O 処理があるときに、ユーティリティの確認、再構築、展開、初期化を
実行する優先度を変更できます。
ユーティリティ優先度の変更
1. システム パネルでアクション]>[詳細設定]>[システム ユーティリティを選択します。
2. [ユーティリティ優先度]オプションを次のいずれかに設定します。
• 高。システムを完全フォールト トレラント状態に戻すことが最優先事項の場合に使用します。この優先度では、ホストとの
I/O が重くなるため、通常よりも遅くなります。この値はデフォルト値です。
• 中。データ ストリーミングとデータ冗長性のバランスを取る場合に使用します。
• 低。中断することなくデータをストリーミングする場合(Web サーバなど)は、データの冗長性よりも重要です。これによ
り、ホスト I/O への影響を最小限に抑えて、再構築などのユーティリティを低速で実行できます。
3. Apply(適用)をクリックします。
管理対象ログの有効化または無効化
管理対象ログ機能を有効または無効にすることができます。これにより、ログ ファイルをストレージ システムからログ収集システ
ムに転送して、診断データが失われないようにすることができます。構成方法やテスト方法など、管理対象ログ機能の概要につい
ては、「管理対象ログについて」を参照してください。
システム トピックでの作業 73