Administrator Guide
各コンポーネントでは、テーブルが次の情報を表示します。
表 9. テーブル ビューの情報
フィールド 説明
正常性 コンポーネントの正常性を示します:OK、劣化、障害、N/A、不明
タイプ コンポーネント タイプを示します:エンクロージャ、ディスク、電源、コントローラー モジュール、ネ
ットワーク ポート、ホスト ポート、拡張ポート、CompactFlash カード、I/O モジュール(拡張モジュー
ル)
エンクロージャ エンクロージャ ID を示します。
場所 コンポーネントの場所を示します。
• エンクロージャの場合、場所は Rack rack-ID.shelf-ID の形式で表示されます。CLI set enclosure
コマンドを使用して場所を設定できます。
• ディスクの場合、場所は enclosure-ID.disk-slot の形式で表示されます。
• 電源装置や I/O モジュールの場合、左、左 - 中、中、右 - 中、右の位置はエンクロージャの背面から
見たものです。
• ホスト ポートの場合、場所はコントローラー ID とポート番号として表示されます。
情報 追加のコンポーネント固有の情報を表示します。
• エンクロージャの場合:FRU 説明と現在のディスク数。
• ディスクの場合:説明、容量、および使用状況。
• タイプは、以下のいずれかで表示されます。
○ SAS – エンタープライズ SAS 回転ディスク。
○ SAS MDL – ミッドライン SAS 回転ディスク。
○ SSD SAS:SAS ソリッドステート ディスク。
• 使用状況は、以下のいずれかで表示されます。
○ AVAIL – ディスクは使用可能です。
○ GLOBAL SP – ディスクはスペアとして設定されます。
○ DEDICATED SP – ディスクは専用スペアとして設定されます。
○ 仮想プールの一部であるディスク グループの場合は pool-ID:tier name、またはリニア プールの
一部であるディスク グループの場合は pool-ID: Linear。ディスクは、ディスク グループの
一部です。
○ FAILED – ディスクが使用できないため、交換する必要があります。このステータスの理由は、
過剰なメディアのエラー、SMART エラー、ディスクのハードウェア障害、サポートされていない
ディスクなどです。
○ LEFTOVR – ディスクは、システム内にないディスク グループの一部です。
○ UNUSABLE – ディスクをディスク グループ内で使用できません。考えられる原因は次のとお
りです。
▪ システムは保護されており、ディスクは異なるパスフレーズでデータがロックされています。
▪ システムは保護/ロックされており(パスフレーズは使用できません)、ディスクのデータは
ロックされています。
▪ システムは保護されており、ディスクは FDE 対応ではありません。
• 電源装置の場合:FRU の説明。
• ファンの場合:r/min 単位の回転速度(毎分回転数)。
• コントローラー モジュールの場合:ID。
• ネットワーク ポートの場合:IP アドレス。
• ホスト ポートの場合:次のいずれかの値。
○ FC(L) – ファイバ チャネル アービトレート型ループ(パブリックまたはプライベート)
○ FC(P) – ファイバ チャネル ポイントツーポイント
○ FC(-) – ファイバ チャネル未接続
○ SAS – Serial Attached SCSI
○ iSCSI – インターネット SCSI
• 拡張ポートの場合は、Out Port または In Port のいずれか。
• I/O モジュールの場合は、その ID。
ステータス コンポーネントのステータスを示します。
60 システム トピックでの作業