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表 2. RAID レベルの比較 (続き)
RAID レベル 最小ディスク数 説明 長所 短所
6 4 二重分散パリティを使
用したブロック レベル
のデータ ストライピン
グ
大規模のシーケンシャ
ルな作業負荷に最適、非
シーケンシャル読み取
りとシーケンシャル読
み取り/書き込みパフォ
ーマンスは RAID 5 に匹
敵、デュアル ディスク障
害に対する保護
パリティ オーバーヘッ
ドが RAID 5 の 2 倍であ
るため RAID 5 よりも高
い冗長性コスト、トラン
ザクション指向のネッ
トワーク アプリケーシ
ョンに不向き、RAID 5 よ
りも遅い非シーケンシ
ャル書き込みパフォー
マンス
10
(1+0)
4 複数の RAID 1 サブグル
ープ間でデータをストラ
イピング
最高度のパフォーマン
スとデータ保護(複数の
ディスク障害に対する
保護)
高い冗長性コストのオ
ーバーヘッド:すべての
データが複製されるた
め、2 倍のストレージ容
量が必要、最低 4 台のデ
ィスクが必要
50
(5+0)
6 複数の RAID 5 サブグル
ープ間でデータをストラ
イピング
RAID 5 よりも優れたラ
ンダム読み取り/書き取
りパフォーマンスとデー
タ保護、RAID 5 よりも多
くのディスクをサポー
ト、複数のディスク障害
に対する保護
RAID 5 より少ないスト
レージ容量
ADAPT 12 デュアル ディスク障害
保護による分散イレー
ジャー コーディング
非常に高速な再構築、ス
ペア ディスクなし(スペ
ア容量内蔵)、大規模ス
トレージ プール、簡素化
された初期導入と拡張
最低 12 台のディスクが
必要
表 3. 仮想ディスク グループのパフォーマンスを最適化するために必要な RAID レベルごとのディスク数
RAID レベル ディスクの数(データとパリティ)
1 計 2 台(パリティなし)
5 計 3 台(データ ディスク 2 台、パリティ ディスク 1 台)、計 5 台
(データ ディスク 4 台、パリティ ディスク 1 台)、計 9 台(デー
タ ディスク 8 台、パリティ ディスク 1 台)
6 計 4 台(データ ディスク 2 台、パリティ ディスク 2 台)、計 6
台(データ ディスク 4 台、パリティ ディスク 2 台)、計 10 台
(データ ディスク 8 台、パリティ ディスク 2 台)
10 計 4~16 台
ADAPT 計 12~128 台
表 4. RAID レベルによるリニア ディスク グループの拡張
RAID レベル 拡張機能 最大ディスク数
NRAID 拡張できません。 1
0、3、5、6 一度に 1~4 台のディスクを追加できま
す。
16
1 拡張できません。 2
10 一度に 2 台または 4 台のディスクを追加
できます。
16
50 一度に 1 個のサブ グループを追加できま
す。追加されたサブ グループには、既存
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