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パフォーマンス トピックでの作業
トピック:
• パフォーマンス統計を表示する
• 統計履歴をアップデートする
• パフォーマンス統計履歴をエクスポートする
• パフォーマンス統計をリセットする
パフォーマンス統計を表示する
パフォーマンス トピックには、ディスク、ディスク グループ、仮想プール、仮想階層、ホスト ポート、コントローラ、ボリューム
のコンポーネントのパフォーマンス統計が表示されます。パフォーマンス統計の詳細については、パフォーマンス統計についてを参
照してください。
現在の統計情報は、すべてのコンポーネント タイプの表形式で、履歴統計情報はディスク、ディスク グループ、仮想プール、階層
のグラフィカル形式で表示できます。
パフォーマンス統計の表示
1. [パフォーマンス]トピックで、[表示]リストからコンポーネント タイプを選択します。[コンポーネント]テーブルは、シス
テム内にあるそのタイプの各コンポーネントの情報を表示します。
2. リストから 1 個以上のコンポーネントを選択します。
3. データの表示をクリックします。[現在のデータ]領域にサンプル時間が表示されます。これは、サンプル データを収集したと
きの日付と時間です。また、すべてのデータ サンプルの合計期間、つまり選択した各コンポーネントの現在のサンプル、以前
のサンプル(ある場合)、さらに現在のパフォーマンス統計のテーブルを収集から表示までにかかる期間を表示します。
4. 選択したディスク、ディスク グループ、仮想プール、仮想階層について履歴データのグラフを表示するには、履歴データチェッ
クボックスにチェックを付けます。[履歴データ]領域には、サンプルの時間範囲が表示されます。それらのサンプルのデータ
はグラフによって表示され、デフォルトでは合計 IOPS のグラフです。
5. 時間範囲または履歴統計のサンプル数のどちらを表示するかを指定するには、次のいずれかの手順を実行します。
• 時間範囲の設定をクリックします。[統計履歴のアップデート]パネルが開き、デフォルトのカウント値 100 が表示されま
す。
• サンプル数を指定するには、[件数]フィールドに 5~100 の範囲で値を入力し、OK をクリックします。
• 時間範囲を指定するには、次の手順を実行します。
○ 時間範囲チェックボックスにチェックを付けます。
○ 開始および終了のサンプルに日付/時刻の値を設定します。値は、現在の日付/時刻と過去 6 か月の間で設定する必要が
あります。終了値は開始値よりも新しい必要があります。
メモ: 時間範囲を指定する場合は、24 時間以内の範囲を指定することを推奨します。
○ OK をクリックします。[履歴データ]領域で、時間範囲の値がアップデートされ、表示されている最古および最新のサ
ンプルの時間を表示します。選択したコンポーネントのグラフもアップデートされます。
6. 別の履歴統計を表示するには、[統計]リストからグラフを選択します。各グラフの説明については、「パフォーマンスの履歴グ
ラフ 、p. 137」を参照してください。
7. 履歴統計グラフの右上隅の凡例を非表示にするには、凡例の表示チェックボックスのチェックを外します。
パフォーマンスの履歴グラフ
次のテーブルでは、各コンポーネントのタイプごとに利用できる統計情報の履歴のグラフについて説明します。グラフ内の測定単
位は、ページの空白内でサンプル データを最適に表現するように、自動的にスケーリングされます。
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