Administrator Guide
レプリケーションの停止
レプリケーション セットのプライマリー システムでレプリケーションを停止することができます。正常に停止させるには、レプリ
ケーション セットの状態が Ready または Suspended のいずれかである必要があります。Ready または Unsynchronized の状
態にあるレプリケーション セットのレプリケーションを停止しようとすると、エラー メッセージが表示されて失敗します。
メモ: 実行中のレプリケーションを停止すると、レプリケーション セットは、レプリケーションが開始される前の状態に戻りま
す(Ready または Unsynchronized)。中断されたレプリケーションを停止すると、レプリケーションの状態は Suspended
のままになります。
メモ: レプリケーション セットの初期レプリケーションを停止した場合、プライマリー プールおよびセカンダリー プール内の
該当レプリケーションに割り当てられているスナップショット領域は解放されません。領域を解放するには、初期レプリケー
ションを再実行するか、レプリケーション セットを削除します。
レプリケーションの停止
メモ: ピア接続内の 1 個のシステムで CHAP が有効になっている場合は、この操作を開始する前に CHAP が対応するピア シス
テムで正しく設定されていることを確認してください。CHAP の設定の詳細については、「CHAP とレプリケーション」を参照
してください。
1. レプリケーション トピックで、[レプリケーション セット]テーブルで現在複製されているレプリケーション セットを選択しま
す。
2. アクション]>[レプリケーションの中止を選択します。
3. OK をクリックします。レプリケーションが終了します。
レプリケーションを一時停止する
プライマリ システムから、特定のレプリケーション セットのレプリケーション操作を一時停止できます。レプリケーション セット
のプライマリ システムからのレプリケーションのみを一時停止できます。
レプリケーション セットを一時停止すると、進行中のすべてのレプリケーションが一時停止され、新しいレプリケーションは実行
されません。一時停止されたレプリケーションは中止することができます。レプリケーションは一時停止したら、あとで必ず再開
する必要があります。進行中のレプリケーションが再開されないと、新しいレプリケーションも実行できません。詳細については、
「レプリケーションを停止する」または「レプリケーションを再開する」を参照してください。
一時停止された期間(スケジュール設定されたレプリケーションを含む)にレプリケーションが試行されると、レプリケーションは
失敗します。
レプリケーションの一時停止
メモ: ピア接続内の 1 個のシステムで CHAP が有効になっている場合は、この操作を開始する前に CHAP が対応するピア シス
テムで正しく設定されていることを確認してください。CHAP の設定の詳細については、「CHAP とレプリケーション」を参照
してください。
1. レプリケーション トピックで、[レプリケーション セット]テーブルで現在複製されているレプリケーション セットを選択しま
す。
2. アクション]>[レプリケーションの一時停止を選択します。
3. OK をクリックします。レプリケーション セットのレプリケーションが一時停止し、レプリケーション セットのステータスが
[一時停止]に変わります。
レプリケーションを再開する
指定の中断されたレプリケーション セットの複製処理を再開できます。レプリケーション セットのプライマリ システムからのみ、
レプリケーションを再開できます。
レプリケーション セットが中断されると、実行中のすべてのレプリケーションは一時停止し、新しいレプリケーションは許可され
なくなります。レプリケーションを再開すると、一時停止したすべてのレプリケーションが再開され、新しいレプリケーションが許
134 レプリケーション トピックでの作業