Administrator Guide
ピア接続を変更する
ピア接続設定を変更せずに、現在のピア接続の名前やリモート システムのポート アドレスをローカル システムまたはリモート シス
テムから変更できます。たとえば、ピア接続を設定し、ピアの 1 個を別のネットワークに移動することができます。
ピア接続名を変更してもネットワーク接続には影響しないため、実行中のレプリケーションは中断されません。
メモ: リモート ポート アドレスを変更すると、ネットワーク接続が変更されます。この操作は、レプリケーションが実行され
ておらず、新しいレプリケーションが実行されない場合にのみ許可されます。ピア接続の場合は、実行中のレプリケーション
をすべて停止し、レプリケーション セットを中断するか、ネットワーク接続がオフラインであることを確認します。ピア接続
を変更したら、レプリケーション セットを再開できます。ピア接続内の 1 個のシステムで CHAP が有効になっている場合は、
この操作を開始する前に CHAP が対応するピア システムで正しく設定されていることを確認してください。CHAP の設定に
ついての詳細は、「CHAP とレプリケーション」を参照してください。
ピア接続の変更
1. レプリケーション トピックでは、[ピア接続]テーブルで変更するピア接続を選択します。
2. アクション]>[ピア接続の変更を選択します。[ピア接続の変更]パネルが表示されます。
3. 次のいずれかを変更します。両方を変更することはできません。
• 新しい名前を選択して、ピア接続の新しい名前を入力します。名前は、大文字と小文字を区別した最大 32 バイトです。シ
ステムにすでにある名前を使用することや、以下の文字(" , < \)を含めることはできません。
• 新しいリモート アドレス(FC-WWN または iSCSI-IP)を選択して、リモート システムの新しいアドレスを入力します。
メモ: 新しいプロトコルのリモート ポート アドレスを使用するピア接続を変更することで、FC と iSCSI 間のピア接続で使
用されるプロトコルを変更できます。
4. リモート システムに管理の役割が割り当てられているユーザーの名前とパスワードを入力します。
5. OK をクリックします。ピア接続が変更され、[ピア接続]テーブルがアップデートされます。
ピア接続を削除する
ピア接続に属するレプリケーション セットがない場合は、ピア接続を削除できます。ピア接続に属するレプリケーションのデータ
セットが存在する場合は、ピア接続を削除する前に、それらを削除する必要があります。詳細については、「レプリケーション セッ
トを削除する」を参照してください。
メモ: ピア接続がダウンしてプライマリ システムとセカンダリ システム間の通信がない場合は、delete replication-
setCLI コマンドの local-only パラメータを使用して、レプリケーション セットを削除できます。
メモ: ピア接続内の 1 個のシステムで CHAP が有効になっている場合は、この操作を開始する前に CHAP が対応するピア シス
テムで正しく設定されていることを確認してください。CHAP の設定の詳細については、「CHAP とレプリケーション」を参照
してください。
ピア接続の削除
1. レプリケーション トピックでは、[ピア接続]テーブルで削除するピア接続を選択します。
2. アクション]>[ピア接続の削除を選択します。
3. OK をクリックします。ピア接続が削除され、ピア接続テーブルがアップデートされます。
レプリケーションのトピックからレプリケーション
セットを作成する
レプリケーションのコンポーネントを指定するレプリケーション セットを作成できます。レプリケーション セットの作成パネルで
は、レプリケーション セットを作成できます。このパネルには、レプリケーションとボリュームの両方のトピックからアクセスで
きます。
128 レプリケーション トピックでの作業