Administrator Guide
データ センター システムからバックアップ システムに手動で操作を転送
する
1. セカンダリ ボリュームのスナップショットを作成する、スナップショット履歴のスナップショットを使用する、またはレプリ
ケーション セットを削除します。
2. 手順 1 で選択したオプションに応じて、スナップショットまたはセカンダリ ボリュームをホストにマップします。
データ センター システムにリストア処理する
1. 古いプライマリ ボリュームがまだデータ センター システムに存在する場合は、削除します。ボリュームをターゲットとして使用
することはできません。新しい「セカンダリ」ボリュームが作成され、それを削除すると空き領域が解放されます。
2. 必要に応じて、バックアップ システムとデータ センター システム間のピア接続を作成します。
3. バックアップ システムのボリュームまたはスナップショットをプライマリ ボリュームとして使用し、データ センター システム
をセカンダリ システムとして使用して、レプリケーション セットを作成します。
4. バックアップ システムからデータ センター システムにボリュームを複製します。
複製完了後、ディザスタ リカバリ用にバックアップ システムを準備する
1. レプリケーション セットを削除します。
2. バックアップ システムのボリュームを削除します。ボリュームを複製のターゲットとして使用することはできません。ボリュ
ームを削除すると、領域が解放されます。
3. プライマリ ボリュームとしてデータ センター システムのボリュームを使用し、セカンダリ システムとしてバックアップ システ
ムを使用してレプリケーション セットを作成します。
4. データ センター システムからバックアップ システムにボリュームを複製します。
レプリケーションを表示する
[レプリケーション]トピックは、次の情報をテーブル形式で表示します。ピア接続、レプリケーション セット、および選択したレ
プリケーション セットに関連するローカル スナップショットのスナップショット ヒストリ。レプリケーションの詳細については、
「仮想ボリュームの複製について 、p. 32」を参照してください。
ピア接続テーブル
[Peer Connections]テーブルは、次の情報を表示します。デフォルトでは、テーブルは一度に 10 エントリーを表示します。
• 名前。指定したピア接続名を表示します。
• ステータス。ピア接続のステータスを表示します。
○ Online - システムに有効な接続があります。
○ Offline - リモート システムに使用可能な接続がありません。
•
正常性。コンポーネントの正常性を示します。 OK、 障害、 不明。
• タイプ。ピア接続に使用されるホスト ポートのタイプを表示します(FC または iSCSI)。
• ローカル ポート。ローカル システムでのホスト ポート ID を表示します。
• リモート ポート。リモート システムでのホスト ポート ID を表示します。
ピア接続の詳細を参照するには、テーブルのピア接続の上にカーソルを置きます。Peer Connections パネルが表示され、次の情報
が提供されます。
メモ: 正常性が OK でない場合は、その理由や推奨アクションが表示され、問題の解決に役立ちます。
表 25. ピア接続
パネル 表示される情報
ピア接続 名前、シリアル番号、接続タイプ、接続ステータス、ローカル ホスト ポート名および IP アドレス、リモート
ホスト ポート名および IP アドレス、正常性
124 レプリケーション トピックでの作業