Administrator Guide
スナップショットをリセットするには、OK をクリックします。
メモ: スナップショットをリセットした後で、そのスナップショットを再マウントすることができます。
• スケジュールチェック ボックスが選択されている場合は、スナップショットのリセット スケジュールが作成され、成功ダイ
アログ ボックスが表示されます。
Ok をクリックして、成功ダイアログをクリックして、成功ダイアログ ボックスを閉じます。スケジュールは、「スケジュー
ル設定されたタスクの管理」の説明に従って、[スケジュールの管理]パネルで確認できます。
メモ: スケジュール設定されたタスクを実行する前に、必ずスナップショットをアンマウントしてください。
ボリューム トピックからレプリケーション セットを
作成する
レプリケーションのコンポーネントを指定するレプリケーション セットを作成できます。レプリケーション セットの作成パネルで
は、レプリケーション セットを作成できます。このパネルには、レプリケーションとボリュームの両方のトピックからアクセスで
きます。
この操作を実行すると、レプリケーション セットとレプリケーション セットのインフラストラクチャが作成されます。選択したボ
リューム、スナップショット、またはボリューム グループの場合、アクションはセカンダリ ボリュームまたはボリューム グループ
と、レプリケーションをサポートするために必要な内部スナップショットを作成します。デフォルトでは、セカンダリ ボリューム
またはボリューム グループとインフラストラクチャは、プライマリ ボリュームまたはボリューム グループ(A または B)のプールに
対応するプールに作成されます。オプションで、他のプールを選択することもできます。
レプリケーション セットを作成して使用するには、ピア接続を定義する必要があります。レプリケーション セットでは、1 個のピ
ア接続とプールしか指定できません。レプリケーション セットを作成する場合、ピア接続システム間の通信は、プロセス全体で有
効でなければなりません。
ボリューム グループがレプリケーション セットの一部である場合、ボリュームはボリューム グループに追加または削除できません。
レプリケーション セットが削除されると、レプリケーション用にシステムによって作成された内部スナップショットも削除されま
す。レプリケーション セットが削除されると、プライマリ ボリュームとセカンダリ ボリュームを他のベース ボリュームまたはボリ
ューム グループと同様に使用できます。
プライマリ ボリュームとボリューム グループ
複製されるボリューム、ボリューム グループ、またはスナップショットは、
プライマリ
ボリュ
ー
ム
または
ボリュ
ー
ム
グル
ー
プ
と呼
ばれます。1 個のレプリケーション セットにのみ属することができます。ボリューム グループがすでにレプリケーション セットに
含まれている場合、個々のボリュームは個別のレプリケーション セットに含まれないことがあります。逆に、ボリューム グループ
のメンバであるボリュームがすでにレプリケーション セットに含まれている場合、そのボリュームグループを別のレプリケーション
セットに含めることはできません。
複製可能な個々のボリュームおよびスナップショットの最大数は計 32 個です。ボリューム グループが複製されている場合、グルー
プ内に存在可能なボリュームの最大数は 16 個です。
レプリケーション セットにボリューム グループを使用すると、複数のボリュームの内容を同時に同期できるようになります。ボリ
ューム グループを複製する場合、すべてのボリュームのスナップショットが同時に作成されます。その際に、ボリューム グループ
はコンシステンシー グループとして機能し、ボリューム グループのコピーを整合性のとれたものにします。次に、スナップショッ
トはグループとして複製されます。スナップショットのサイズは異なることがありますが、すべてのスナップショットが複製され
るまで、ボリューム グループの複製は完了しません。
セカンダリ ボリュームとボリューム グループ
レプリケーション セットが CLI または PowerVault Manager 経由で作成されると、セカンダリ ボリュームとボリューム グループが自
動的に作成されます。セカンダリ ボリュームとボリューム グループについては、マッピング、移動、展開、削除、またはロールバ
ック操作への参加などの操作はできません。セカンダリ ボリュームまたはボリューム グループのスナップショットを作成し、デー
タのマッピングとアクセスにスナップショットを使用します。
キューイング レプリケーション
108 ボリューム トピックでの作業