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ボリューム サイズは 4.2 MB(4 MiB)の境界に合わせられます。ボリュームが作成または拡張され、結果としてサイズが 4.2 MB
よりも小さい場合は、4.2 MB に増加します。値が 4.2 MB より大きい場合は、最も近い 4.2 MB の境界に縮小されます。
メモ: ディスク グループ領域は、8 GiB メモリー チャンクに割り当てられます。ディスク グループには少なくとも 8 GiB が
必要であり、要求されたボリューム サイズに関係なく、ディスク グループ領域は 8 GiB の倍数で消費されることが予想さ
れます。
6. OK をクリックします。ボリュームが作成され、ボリューム テーブルがアップデートされます。
ボリュームを変更する
ボリュームの名前とキャッシュの設定を変更できます。ボリュームを拡張することもできます。仮想ボリュームがレプリケーショ
ンの影響を受けるセカンダリ ボリュームではない場合、ボリュームのサイズは拡張できますが、小さくすることはできません。リ
ニア ボリュームがスナップショットの親でもプライマリ ボリュームまたはセカンダリ ボリュームの親でもない場合は、ボリューム
のサイズを拡張することはできますが、小さくすることはできません。I/O の停止にはボリュームの拡張は必要がないため、ボリ
ュームは拡張中にも引き続き使用できます。
ボリュームのキャッシュ設定は、書き込みポリシー、キャッシュ最適化モード、先読みサイズで構成されています。ボリュームのキ
ャッシュ設定の詳細については、「ボリューム キャッシュ オプションについて」を参照してください。
注意: ユーザーがホストのオペレーティング システム、アプリケーション、アダプターによるデータの移動方法を完全に理解し
ており、適切な設定に調整できる場合は、ボリュームのキャッシュ設定のみを変更します。
ボリューム階層の親和性の設定は、[非親和性]、[アーカイブ]、[パフォーマンス]です。これらの設定の詳細については、「ボリ
ューム階層の親和性の特長」を参照してください。
ボリュームの詳細情報を参照するには、テーブルのボリューム上にカーソルを置きます。「ボリュームを表示する」には、[ボリューム
の情報]パネルについての詳細が含まれています。
ボリュームの変更
ボリュームを変更するには、次の手順を実行します。
1. [ボリューム]トピックで、[ボリューム]テーブルからボリュームを選択します。
2. アクション>ボリュームの変更を選択します。
[ボリュームの変更]パネルが開きます。
3. オプション:新規の名前フィールドに、ボリュームの新しい名前を入力します。ボリューム名では大文字と小文字が区別され、
最大 32 バイトを使用できます。システムにすでに存在する名前は使用できず、次を含目ることはできません。" , < \
4. オプション:拡張サイズフィールドに、ボリュームを拡張するサイズを入力します。システムの物理容量のオーバーコミットが
許可されていない場合、値はストレージ プール内の空き領域の量を超えることはできません。単位には MiB、GiB、TiB、MB、
GB、TB のいずれかを使用できます。
ボリューム サイズは 4.2 MB(4 MiB)の境界に合わせられます。ボリュームが作成または拡張され、結果としてサイズが 4.2 MB
よりも小さい場合は、4.2 MB に増加します。値が 4.2 MB より大きい場合は、最も近い 4.2 MB の境界に縮小されます。
5. オプション:[書き込みポリシー]リストで、ライトバックまたはライトスルーを選択します。
6. オプション:[書き込みの最適化]リストで、標準またはミラーなしを選択します。
7. オプション:[先読みサイズ]リストで、適応、無効、ストライプ、または特定のサイズ(512 KB、1、2、4、8、16、32 MB)
を選択します。
8. オプション:[階層の相性]フィールドで、相性なし、アーカイブ、またはパフォーマンスのいずれかを選択します。デフォル
トは相性なしです。
9. OK をクリックします。
ボリューム サイズの変更によりプール容量がオーバーコミットした場合、プールの物理ストレージがなくなる前に、イベント通
知を設定するようにシステムからプロンプトされます。
10. 仮想ボリュームが容量を超えている場合は、次を実行します。
a. OK をクリックして続行します。それ以外の場合は、キャンセルをクリックします。OK をクリックすると、[ボリューム]
テーブルがアップデートされます。
b. 確認パネルを閉じるには、OK をクリックします。
ボリュームまたはスナップショットをコピーする
102 ボリューム トピックでの作業