Owners Manual
b.
次
にコントローラー エンクロージャをオンにします。
c.
最後
に(メンテナンスのために電源が切断されている場合)データ ホストの電源を入れます。
先に進む前に、各デバイスがパワー オン セルフ テスト(POST)を完了するまで待ちます。
2. 再スキャンを実行して、コントローラー エンクロージャに接続されている、すべての拡張エンクロージャの新規検出を強制しま
す。この手順では、内部 SAS レイアウト情報を削除し、エンクロージャ ID を再割り当てし、エンクロージャが適切な順序で表
示されるようにします。CLI または PowerVault Manager を使用して、再スキャンを実行します。
CLI を使用して再スキャンを実行するには、次のコマンド rescan を入力します。
PowerVault Manager を使用して再スキャンを実行するには、次の手順に従います。
a. 両方のコントローラーが正常に動作していることを確認します。
b. [システム]トピックで、Action > Rescan Disk Channels を選択します。
c. 再スキャンを選択します。
LED の使用
このセクションでは、コンポーネントの動作を確認するために使用される LED について説明します。これらの LED は、エンクロー
ジャの前面パネルおよび背面パネルにあります。
前面パネルの LED を確認する
前面パネルの LED は、左耳フランジの Ops パネル上にあります。ディスク LED は、キャリア モジュール上にあります。
● システム電源投入/スタンバイ LED が緑色に点灯していることと、モジュール障害 LED が点灯していないことを確認します。
● 左耳にあるエンクロージャ ID LED が緑色に点灯していることを確認します。
● ディスク モジュールの LED が緑色に点灯または点滅しており、オレンジ色になっていないことを確認します。
背面パネルの LED を確認する
背面パネルの LED は、コントローラー モジュール、IOM、および PCM フェイス プレートにあります。
● コントローラー モジュールおよび IOM の場合、OK LED が緑色に点灯していることを確認します。これは、モジュールが初期化
を完了し、オンラインであることを示しています。
● PCM の場合、PCM OK LED が各 PCM で緑色に点灯していることを確認します。
管理インターフェイスの使用
前述の LED の表示に加えて、管理インターフェイスを使用すると、システムとそのコンポーネントの正常性状態を監視できます。
ただし、システムを構成してプロビジョニングし、イベント通知を有効にしておく必要があります。
コンポーネントの作動を確認するには、次の方法から選択してください。
● PowerVault Manager を使用して、システムとそのコンポーネントの正常性アイコン/値を確認するか、問題のあるコンポーネン
トにドリル ダウンします。PowerVault Manager では正常性アイコンによって、システムとそのコンポーネントの状態が、OK、
縮退、障害、不明のいずれかで表示されます。問題のあるコンポーネントが検出された場合、[推奨]フィールド内の対応策に
従って問題を解決します。
● PowerVault Manager を使用する代わりに、CLI で show system コマンドを実行して、システムとそのコンポーネントの正常性
を表示できます。コンポーネントに問題がある場合は、システムの正常性が Degraded、 Fault、Unknown のいずれかで表
示されます。問題のあるコンポーネントが検出された場合は、[正常性の推奨]フィールド内の対応策に従って問題を解決しま
す。
● イベント通知の監視:イベント通知が設定され、有効になっている場合は、イベント ログを表示してシステムとそのコンポー
ネントの正常性を監視できます。イベントが記録されたかどうかを確認するように、またはログのイベントに関する情報を表
示するように、メッセージによって推奨される場合は、PowerVault Manager または CLI を使用できます。PowerVault Manager を
使用してイベント ログを表示し、イベント メッセージの上にカーソルを合わせると、そのイベントの詳細が表示されます。CLI
を使用して、出力をフィルタリングする追加のパラメーターで show events detail コマンドを実行し、イベントの詳細を
表示します。コマンドのパラメーターと構文の詳細については、『CLI リファレンス ガイド』を参照してください。
モジュールの取り外しおよび交換 75