Owners Manual
表 27. イベントの説明と推奨される対応策 (続き)
番号 重大度 説明/推奨される対応策
コピーバック操作では、再構築されたディスクをソース ディスクといい、新たに交換されたディス
クを宛先ディスクといいます。すべてのデータがソース ディスクから宛先ディスクにコピーされ
ると、その後ソース ディスクは再びスペア ディスクになります。
推奨される対応策:
● 何も対処する必要はありません。
500 情報 ディスクのコピーバック操作が完了しました。指定されたディスクは復元されてスペアに戻りま
した。
ディスクに障害が発生すると、スペア ディスクを使用して再構築が実行されます。障害が発生し
たディスクを交換すると、スペアディスクで再構築されたデータ(および書き込まれた新しいデー
タ)が、データがもともと配置されていたスロットのディスクにコピーされます。これをスロット
の親和性といいます。
コピーバック操作では、再構築されたディスクをソース ディスクといい、新たに交換されたディス
クを宛先ディスクといいます。すべてのデータがソース ディスクから宛先ディスクにコピーされ
ると、その後ソース ディスクは再びスペア ディスクになります。
推奨される対応策:
● 何も対処する必要はありません。
501 エラー エンクロージャ ハードウェアは、I/O モジュール ファームウェアと互換性がありません。
エキスパンダ コントローラー ファームウェアは、ミッドプレーン タイプとの非互換性を検出しまし
た。予防策として、エンクロージャでのディスクのアクセスが無効化されます。
推奨される対応策:
● サポートされているエンクロージャを使用する場合は、ストレージ システムを最新のファームウ
ェアにアップデートします。サポートされていないエンクロージャを使用している場合は、サ
ポートされていないエンクロージャをサポートされているエンクロージャに交換してください。
502 警告 示された SSD の残りの寿命が 5%以下になりました。
デバイスが寿命の最後に近づき、到達すると、このイベントが再度記録されます。
推奨される対応策:
● 同じタイプと容量を持つスペア SSD が使用できることを確認します。
● スペアが入手可能な場合は、SSD をすぐに交換します。
情報 示された SSD の残りの寿命が 20%以下になりました。
SSD がさらに寿命の最後に近づくと、警告の重大度として、このイベントが再度記録されます。
推奨される対応策:
● 同じタイプおよび容量の交換用 SSD がない場合は、取得してください。
503 情報 Intelligent BackEnd Error Monitor(IBEEM)が、示された PHY について継続的なエラーが報告されて
いることを検出しました。
IBEEM は、30 分間 PHY をモニタリングした後にこのイベントを記録しました。
推奨される対応策:
● 何も対処する必要はありません。
504 情報 システムへのサービス デバッグ アクセスがユーザーによって有効化または無効化されました。サ
ービス デバッグ アクセスを許可すると、セキュリティに影響する可能性があります。診断の完了
後、そのアクセスを許可しないことをお勧めします。
推奨される対応策:
● 何も対処する必要はありません。
505 警告 示された仮想プールが、500 GB より小さいサイズで作成されました。これにより、予期しない動
作が発生することがあります。
ストレージ システムが正常に動作しないことがあります。
イベントおよびイベント メッセージ 127