Deployment Guide
メモ: ME4 Series ストレージ システムは、シングル イニシエータ/マルチ ターゲットのゾーンをサポートしています。
ホストの登録およびボリュームの作成とマッピング
ホストの登録、ボリュームの作成、ボリュームのマッピングを行うには、次の手順を実行します。
1. PowerVault Manager にログインします。
2. 次のいずれかの方法でホストのセットアップ ウィザードにアクセスします。
● [ようこそ]画面から、ホスト セットアップをクリックします。
● [Home]トピックから、Action > Host Setup の順にクリックします。
3. 提示された前提条件を満たしていることを確認して、Next をクリックします。
4. hostname を入力します。
5. 「ストレージ システムへのホストの接続 、p. 51」のステップ 3 の情報を利用して正しいイニシエータを識別し、設定中のホスト
の FC イニシエータを選択して、Next をクリックします。
6. 他のホストと一緒にホストをグループ化します。
a. クラスター構成の場合、グループ内のすべてのホストが同じストレージを共有できるようにホストをまとめてグループ化しま
す。
● このホストがクラスター内の最初のホストである場合は、Create a new host group を選択して名前を入力し、Next を
クリックします。
● すでに存在するホスト グループにこのホストを追加する場合は、Add to existing host group を選択し、ドロップダウン
リストからグループを選択して、Next をクリックします。
b. スタンドアロン ホストの場合は、Do not group this host オプションを選択し、Next をクリックします。
7. [Attach Volumes]ページで、各ボリュームの名前、サイズ、プールを指定し、Next をクリックします。
ボリュームを追加するには、Add Row をクリックします。ボリュームを削除するには、Remove をクリックします。
メモ: Dell EMC、名称について、ボリュームを識別しやすい hostname にアップデートすることをお勧めしています。
8. [Summary]ページで、ホスト設定の内容を確認し、Configure Host をクリックします。
ホストが正常に構成されると、Success ダイアログ ボックスが表示されます
9. Yes をクリックしてウィザードの[Introduction]ページに戻るか、No を選択してウィザードを閉じます。
DM マルチパスの有効化と設定
DM マルチパスを有効化して設定するには、次の手順を実行します。
メモ: 内蔵サーバー ディスク ドライブをマルチパス構成ファイルから保護してブラックリストの設定をします。これらの手順
は、ストレージ システムに対する DM マルチパスを有効化する基本的な設定です。DM マルチパスのパッケージがインストール
されていることが前提です。
RHEL 7/SLES 12 の場合:
1. multipath –t コマンドを実行して、DM マルチパスのステータスを表示します。
2. 設定が存在していない場合は、ステップ 1 のコマンド実行で表示された情報を使用して、デフォルトのテンプレートを/etc デ
ィレクトリにコピーします。
3. DM マルチパス カーネル ドライバがロードされていない場合:
a. systemctl enable multipathd コマンドを実行して、サービスを自動的に実行できるようにします。
b. サービスを開始するには、systemctl start multipathd コマンドを実行します。
4. 設定ファイルとともにストレージ デバイスをロードするには、multipath コマンドを実行します。
5. multipath –l コマンドを実行して、DM マルチパス配下に設定されている Dell EMC PowerVault ME4 Series のストレージ デ
バイスを一覧表示します。
ME4 Series ボリュームでのファイル システムの作成
ボリュームとしてマウントするシンプルな XFS ファイル システムを設定するには、次の手順を実行します。
52 ホストのセットアップの実行