Deployment Guide
ストレージ セットアップの設定
[Storage Setup]ウィザードの各ステップに従い、ホストとボリュームを接続する準備としてディスク グループおよびプールを作成
します。
メモ: ウィザードはいつでもキャンセルできますが、完了済みのステップで加えられた変更は保存されます。
[Storage Setup]ウィザードには、[Welcome]パネルからアクセスします。あるいは、Action > Storage Setup の順に選択するこ
とでもアクセスできます。ウィザードにアクセスするときは、ご使用の環境向けのストレージ タイプを選択する必要があります。
ストレージ タイプを選択した後、ディスク グループとプールを作成するためのステップが案内されます。表示されるパネルとその
中のオプションは、次の条件によって異なります。
● 仮想またはリニア ストレージ タイプのどちらを選択したか
● システムが新品であるかどうか(すべてのディスクが空で使用可能およびプールが作成されていない)
● システムにプールがあるかどうか
● ストレージのプロビジョニングにおいて経験があり、特定の方法でディスク グループを設定する意志があるかどうか
画面上に、プロビジョニング プロセスを案内する説明が表示されます。
ストレージ タイプの選択
初めてウィザードにアクセスするときには、ご使用の環境で使用するストレージのタイプを選択するためのプロンプトが表示され
ます。
オプションを一通り確認して選択し、Next をクリックして続行します。
● バーチャル ストレージは次の機能をサポートします。
○ 階層化
○ スナップショット
○ レプリケーション
○ シン プロビジョニング
○ インストールされている RAID コントローラーごとに 1 つのプール、プールあたり最大 16 のディスク グループ
○ 大規模プール機能が有効なプールあたり最大 1 PB の有効容量
○ RAID レベル 1、5、6、10、および ADAPT
○ RAID 容量を増やすための個々のディスクの追加は、ADAPT ディスク グループでのみサポートされています。
○ RAID ディスク グループを追加することで容量を増やすことができます。
○ ページ サイズは固定(4 MB)
○ SSD 読み取りキャッシュ
○ グローバルおよび/または動的ホット スペア
● リニア ストレージは次の機能をサポートします。
○ インストールされている RAID コントローラーあたり最大 32 のプール、プールあたり 1 つのディスク グループ
○ RAID レベル 0、1、3、5、6、10、50、ADAPT、および NRAID
○ RAID 容量を増やすための個々のディスクの追加は、RAID 0、3、5、6、10、50、および ADAPT ディスク グループでサポー
トされています。
○ ディスク グループごとに設定可能なチャンク サイズ
○ グローバル、専用、および/または動的ホット スペア
メモ: Dell EMC は、バーチャル ストレージの使用を推奨しています。
メモ: あるストレージ タイプを使用してディスク グループを作成すると、システムでは追加のディスク グループでそのストレ
ージ タイプが使用されます。他のストレージ タイプに切り替えるには、最初にすべてのディスク グループを削除する必要があ
ります。
ディスク グループとプールの作成
ディスク グループとプールを作成するときに表示されるパネルは、動作環境が仮想ストレージ環境であるかリニア ストレージ環境
であるかによって異なります。
42 システムとストレージのセットアップの実行