Administrator Guide
プール トピックでの作業
トピック:
• プールを表示する
• ディスク グループの追加
• ディスク グループを変更する
• ディスク グループを削除する
• ディスク グループを拡張する
• スペアを管理する
• ボリュームの作成
• プール設定の変更
• ディスク グループを検証およびスクラブする
• ディスク グループの隔離解除
プールを表示する
プール トピックには、システムで定義されているプールやディスク グループに関する情報、各ディスク グループに含まれるディス
クの情報が表形式で表示されます。2 個のストレージ方式に対応して、仮想プール、リニア プールとディスク グループの両方があ
ります。もう 1 個のタイプのディスク グループ、リード キャッシュ ディスクグループがあります。これはバーチャル ストレージ
にも関連しています。リード キャッシュ ディスク グループは、SSD で構成されています。システムで SSD を使用しない場合、リ
ード キャッシュ ディスク グループを作成することはできません。
プールの詳細については、「プールについて 、p. 21」を参照してください。ディスク グループについての詳細は、「ディスク グループ
について 、p. 15」を参照してください。
プール テーブル
[プール]テーブルには、次の情報が表示されます。システムには A と B の 2 個の仮想プールしかありません。リニア ディスク グ
ループを作成する場合、システムはディスク グループに指定したのと同じ名前のリニア プールを自動的に作成します。システムは
最大 64 個のリニア プールとディスク グループをサポートします。
• Name – プールの名前を示します。
• Health – プールの正常性(OK、縮退、障害、N/A、不明)を示します。
• Size – プールの作成時に定義されたストレージ容量を示します。
• Class – プールのストレージ タイプ(仮想またはリニア)を示します。
• Avail – プールが現在使用可能なストレージ容量を示します。
• Volumes – プールのディスク グループに対して定義されたボリュームの数を示します。
• ディスク グループ – プール内のディスク グループ数を示します。
プールの詳細を参照するには、テーブルのプール上にカーソルを置きます。[プールの情報]パネルが表示され、次の情報が提供さ
れます。
表 11. プールの情報パネル
パネル 表示される情報
プールの情報
仮想:名前、シリアル番号、サイズ、使用可能、オーバーコミット、オーバーコミットされたプール、下
限しきい値、中間しきい値、上限しきい値、割り当て済みページ、スナップショット ページ、使用可能
なページ、セクター形式、正常性
リニア:名前、シリアル番号、サイズ、使用可能、所有者、セクター形式、正常性
前述のオーバーコミット、下限しきい値、中間しきい値、上限しきい値の設定の詳細と管理方法については、「プール設定を変更す
る」を参照してください。
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