Administrator Guide

コントローラの障害コントローラが故障した場合、ライトスルーに変更します。デュアルコントローラシステムでは、

このオプションはデフォルトでは無効になっています。シングルコントローラモードでは、この

オプションはグレー表示されます。

キャッシュ電源キャッシュバックアップ電源が完全に充電されていないか、または失敗した場合、ライトスルー

に変更します。デフォルトでは有効です。

CompactFlash POST 中に CompactFlash メモリが検出されなかった場合、POST 中にエラーが発生した場合、また

はコントローラが動作中にエラーが発生した場合、ライトスルーに変更します。デフォルトでは有

効です。

電源装置エラー電源供給ユニットが故障した場合、ライトスルーに変更します。デフォルトでは無効です。

ファン障害変更する冷却ファンに障害が発生した場合にライトスルーされます。デフォルトでは無効にしま

す。

過熱障害システムのしきい値制限を超える温度が検出された場合、強制的にコントローラをシャットダウ

ンします。デフォルトでは無効です。

3. 自動ライトスルーキャッシュ行動条件セクションで、オプションを有効にするか、オプションを無効にするかを選択します。

トリガーの条件がクリアされたとき

に戻す

有効にすると、トリガーの条件がクリアされた後、キャッシュポリシーはライトバッ

クキャッシュに戻ります。無効にすると、トリガーの条件がクリアされた後、キャッ

シュポリシーはライトスルーキャッシュのままになります。デフォルトでは有効に設

定されています。

他のコントローラに通知トリガー条件が発生したことをパートナーコントローラーに通知します。より良いデー

タ保護のために、パートナーをライトスルーモードに変更する場合、このオプションを

有効にします。パフォーマンスを向上させるために、パートナーが現在のキャッシング

モードを継続して使用できるようにするには、このオプションを無効にします。デュ

アルコントローラシステムでは、このオプションは、デフォルトで無効になっていま

す。シングルコントローラモードでは、このオプションはグレー表示されます。

適用をクリックします。［キャッシュ電源］または［CompactFlash］を無効にすると、確認のプロンプトが表示されます。適用

を選択して変更を承認するか、［キャンセル］を選択して、変更を却下します。

パートナーファームウェア更新を構成する

パートナーファームウェアの更新が有効なデュアルコントローラシステム（デフォルト）で、1 つのコントローラのファームウェア

を更新すると、システムでは、パートナーファームウェアが自動的に更新されます。サービス技術者が要求した場合のみ、パート

ナーファームウェアの更新は無効になります。

パートナーファームウェアのアップデート設定の変更

1. システムトピックで、アクション］＞［詳細設定］＞［ファームウェアを選択します。

2. パートナーファームウェアのアップデートオプションを選択する（有効にする）か、選択をクリアします（無効化します）。

3. Apply（適用）をクリックします。

システムユーティリティを設定する

［システムユーティリティ］タブでは、ディスクグループと個々のディスクのバックグラウンドスクラブを設定し、ユーティリテ

ィ優先度を設定し、管理ログを有効または無効にすることができます。

ディスクグループのバックグラウンドスクラブを設定する

システムがディスクグループ内のディスクを継続的に分析してディスクエラーを検出して修正するかどうかを有効または無効に

することができます。このコマンドは、RAID 5 および RAID 6 のパリティの不一致を修正します。RAID 1 と RAID 10 のミラー不一致

を検出しますが、修正しません。メディアエラーは修正されません。

ディスクグループをスクラブ中に使用することができます。バックグラウンドディスクグループスクラブは、バックグラウンド

ユーティリティ優先順位で実行されます。これにより、プロセッサ使用率が一定の割合を超えた場合やスクラブ中のディスクグ

ループで I/O が発生している場合は、ディスクグループのスクラブが、一度に複数のディスクグループで処理中である可能性があ

72 システムトピックでの作業