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メモ: CloudIQ 設定の変更が有効になるまで数時間かかる場合があります。
ホスト ポート設定の変更
4 ポート SAS コントローラー モジュール搭載のシステムを除いて、ポートのコントローラーのホスト インターフェイスの設定を行う
ことができます。システムでホストと通信できるようにするには、システムのホストインターフェイス オプションを設定する必要
があります。
メモ: 現在の設定が正しい場合は、ポートの設定は省略可能です。
2 ポート SAS コントローラー モジュール搭載のシステムでは、標準ケーブルを使用するためにホスト ポートを設定することができ
ます。標準ケーブルは、ポートごとに 4 つの PHY レーンを使用して、SAS ホスト上の 1 つのポートを 1 つのコントローラー ポートに
接続することができます。デフォルトでは、ファンアウト ケーブルの使用が有効になっています。2 ポート SAS コントローラー モ
ジュールのホスト インターフェイス設定を構成する場合、[ホスト ポートの設定]パネルには次が表示されます。
• 現在のリンク速度
• ケーブルのタイプ
• SAS ポートに求められる PHY レーンの数
• SAS ポートごとにアクティブな PHY レーンの数
表示されるポートの数は、システムの構成によって異なります。
CNC ホスト ポートは、FC ポートまたは iSCSI ポート、あるいはその両方の組み合わせとして設定できます。FC ポートは、認定さ
れた 8 Gb/秒または 16 Gb/秒の SFP の使用をサポートします。FC ポートを設定して、リンク速度を自動ネゴシエートするか、特定
のリンク速度を使用することができます。iSCSI ポートは、認定された 1 Gb/秒または 10 Gb/秒の SFP、または認定された 10 Gb/秒
の直接接続銅線(DAC)ケーブルの使用をサポートします。iSCSI ポートの速度は自動でネゴシエーションされます。
メモ: FC ポート トポロジーなどのホスト パラメーターの設定およびホスト ポート モードに関する情報については、『
Dell EMC
PowerVault ME4 Series Storage System CLI Guide
』を参照してください。
FC ポートの設定
次の手順に従って FC ポートを設定します。
1. 次のいずれかの手順を実行して、[ポート]タブのオプションにアクセスします。
• [ホーム]トピックで、アクション]>[システム設定を選択し、ポートをクリックします。
• [システム]トピックで、アクション]>[システム設定を選択し、ポートをクリックします。
2. ポート設定タブから、ポート固有のオプションを設定します。
• 速度オプションを適切な値に設定してホストと通信します。または、[自動]に設定して適切なリンク速度を自動でネゴシ
エートします。速度の不一致はポートとホストの間の通信を妨げるため、既知の速度を使用するようにポートを強制する必
要がある場合にのみ速度を設定します。
• 接続モードを、ポイントツーポイントまたは自動のいずれかに設定します。
○ point-to-point:Fibre Channel ポイントツーポイント。
○ 自動:検出された接続タイプに基づいてモードを自動的に設定します。
3. 次のいずれかの手順を実行してください。
• 設定を保存してシステムの設定を続行するには、適用をクリックします。
• 設定を保存してパネルを閉じるには、適用して閉じるをクリックします。
確認パネルが表示されます。
4. OK をクリックします。
iSCSI ポートの設定
iSCSI ポートを設定するには、次の手順を実行します。
1. 次のいずれかの手順を実行して、[ポート]タブのオプションにアクセスします。
• [ホーム]トピックで、アクション]>[システム設定を選択し、ポートをクリックします。
• [システム]トピックで、アクション]>[システム設定を選択し、ポートをクリックします。
2. ポート設定タブで、iSCSI ポートのパラメーターを設定します。
• IP アドレス:IPv4 または IPv6 の場合、ポートの IP アドレスを指します。各コントローラー内の対応するポートで、1 個目の
サブネットに 1 個のポートを割り当て、2 個目のサブネットに他のポートを割り当てます。ストレージ システムの各 iSCSI ホ
54 [ホーム]トピックでの作業