Administrator Guide
ウィザードのホストのグループ化セクションでは、ホストを他のホストとグループ化してクラスタリングを容易にします。すでに定
義されているホスト グループから選択することも、現在のホストから始まる新しいホスト グループを作成することもできます。次
の手順に進む準備ができたら、次へをクリックします。
ホスト セットアップ ウィザードでボリュームの追加と管理
ウィザードの[ボリューム]セクションには、ユーザーがボリュームを管理および追加するためのオプションが用意されています。
デフォルトのシステムには、各プールに 1 つのボリュームがあり、各ボリュームのサイズはデフォルトで 100 GB に設定されていま
す。ウィザードを使用すると、ボリュームの名前およびサイズを変更したり、ボリュームが存在するプールを選択したりすることが
できます。ウィザードの指示に従って、表に示されるボリュームを作成します。コントローラ間でのボリュームの所有権のバランス
を確認してください。次のステップに移動する準備ができたら、次へをクリックします。
設定の概要
概要には、ウィザードで定義したホストの設定が表示されます。セットアップが完成している場合は、[ホストの設定]を選択して
プロセスを終了します。作成したボリュームは読み取り/書き込みアクセスが可能なホストにマッピングされ、4 個のポートすべて
で確認できます。また、LUN が自動的に割り当てられます。
全体のシステムのステータス
ホーム トピックでは、システムによって管理されるストレージの概要について説明します。このストレージは仮想ストレージまた
はリニア ストレージである可能性があります。ホスト、ホスト ポート、ストレージの容量と使用量、グローバル スペア、および論
理ストレージ コンポーネント(ボリューム、仮想スナップショット、ディスク グループ、プールなど)に関する情報が表示されま
す。
• ホスト情報 、p. 37
• ポート情報
• 容量情報
• ストレージ情報
• システム正常性の情報
• スペア情報
ホスト情報
ホスト ブロックには、システムに定義されているホスト グループ、ホスト、イニシエーターの数が表示されます。イニシエーター
は、ストレージ システムが接続されている外部ポートを識別します。外部ポートは、サーバー内の I/O アダプタのポート、またはネ
ットワーク スイッチのポートである場合があります。ホストは、サーバーを表すイニシエーターのユーザー定義セットです。ホスト
グループは、管理が容易なユーザー定義のホスト セットです。
メモ: 外部ポートがスイッチであり、スイッチから I/O アダプタへの接続がない場合、ホスト情報は表示されません。
ポート情報
ポート A ブロックには、コントローラ A にある各ホスト ポートの名前とプロトコル タイプが表示されます。ポート アイコンは、
ポートがアクティブであるか非アクティブであるかを示します。
ポート B ブロックには、コントローラ B と同様の情報が表示されます。
ポートの上にカーソルを置くと、ポート情報パネルに次の情報が表示されます。状態が正常でない場合は、その状態である理由や推
奨される操作が、問題の解決に役立つように表示されます。
表 5. ポート情報
ポートの種類 ポート タイプについて表示される情報
FC ポート 名前、タイプ、ID(WWN)、ステータス、設定速度、実際の速度、トポロジー、プライマリ ループ ID、サポート
されている速度、SFP ステータス、パーツ番号、正常性
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