Administrator Guide
表 43. ME4 Series の用語集 (続き)
用語 定義
ピア システム ローカル システムからアクセスでき、非同期レプリケーションの候補となるリモート ストレージ
システム。ピア接続ではどちらのシステムも互いにピア システムと見なされ、どちらも互いに
ピア接続を維持します。ボリュームの非同期レプリケーションは、ピア接続で設定されたピア シ
ステム間でどちらの方向にも発生する可能性があります。ピア接続も参照してください。
PFU パートナー ファームウェア アップデート。ユーザーが 1 台のコントローラーでファームウェアをア
ップデートしたときにパートナー コントローラーが自動的にアップデートされること。
PGR Persistent Group Reservation。
PHY SAS ネットワーク内のデバイス間の物理リンク(データ転送を可能にする)を形成する 2 つのハ
ードウェア コンポーネントのいずれか 1 つ。
ポイントツーポイント 2 つのポートが直接接続するファイバ チャネル ポイントツーポイント トポロジー。プール リニ
ア プール、仮想プールを参照してください。
POST 電源投入時のセルフ テスト。デバイスの電源投入直後に実行されるテスト。
プライマリ システム レプリケーション セットのプライマリ ボリュームを格納するストレージ システム。レプリケー
ション セット、セカンダリ システムも参照してください。
プライマリボリューム レプリケーション セットのデータのソースでありホストにマップできるボリューム。プライマリ
ボリュームは、プライマリ ストレージ システムのプライマリ(リニア ストレージ)またはプール
(仮想ストレージ)に存在します。
PSU 電源供給ユニット
クイック リビルド ディスク グループ内でのディスク障害発生後に、ユーザー データが完全なフォールトトレラント
よりも悪い状態となっている時間を短縮する仮想ストレージ機能。クイック リビルドのプロセ
スでは、ユーザー データが含まれているデータ ストライプのみが再構築されます。ユーザー デー
タに割り当てられていないデータ ストライプはバックグラウンドで再構築されます。
RAID ヘッド コントローラー エンクロージャを参照してください。
RBOD 「RAID bunch of disks(RAID ディスクの集まり)」。コントローラー エンクロージャを参照してくだ
さい。
読み取りキャッシュ SSD で構成される特殊なディスク グループで、プール内の他の場所の回転ディスクに保存されて
いるデータへの読み取りアクセスを高速化する目的で、仮想プールに追加することができます。
読み取りキャッシュは読み取りフラッシュ キャッシュとも呼ばれます。
読み取りフラッシュ キャッシ
ュ
読み取りキャッシュを参照してください。
recovery アクティブ/アクティブ構成におけるリカバリーとは、コントローラー リソースの所有権を、自身
のパートナー コントローラーからオフラインだったコントローラーに戻す操作のことです。リソ
ースには、ボリューム、キャッシュ データ、ホスト ID 情報、LUN、WWN などが含まれます。読
み取りキャッシュも参照してください。
リモート syslog サポート syslog を参照してください。
レプリケーション プライマリ ボリュームの内部スナップショットを作成し、Fibre Channel または iSCSI リンク経由
でスナップショット データをセカンダリ システムにコピーして、プライマリ システムのボリュ
ームからセカンダリ システムのボリュームに、ブロックレベルでデータの非同期レプリケーショ
ンを行うこと。
レプリケーション セット 仮想レプリケーションにおいて、レプリケーションの実行のベースとなるインフラストラクチャ
を収容するコンテナ。レプリケーション セットは、ピア システムでプライマリ ボリュームのリ
モート コピーを維持する目的で、プライマリ ボリュームとセカンダリ ボリュームとの間の関係を
定義します。プライマリ ボリューム、セカンダリ ボリュームを参照してください。
レプリケーション スナップシ
ョット履歴
レプリケーション取り扱いの一部として、レプリケーション セットによりプライマリ ボリューム
やセカンダリ ボリュームのスナップショットが自動的に作成され、その結果として、過去にレプ
リケートされたデータの履歴が作成されます。この機能は、セカンダリ ボリュームに対して、ま
たはプライマリ ボリュームとそのセカンダリ ボリュームに対して有効にすることができますが、
ボリューム グループに対しては有効にすることはできません。
用語集 191