Administrator Guide
名前が別のボリュームで使用されている場合、名前は自動的に一意に変更されます。たとえば、MyVolume は MyVolume0001
のように変更され、Volume2 は Volume3 のように変更されます。
3. 測定単位を含め、ボリューム サイズを変更します。単位には MiB、GiB、TiB、MB、GB、TB のいずれかを使用できます。デフ
ォルトのサイズは 100 GB です。システムでサポートされている最大ボリューム サイズについては、PowerVault Manager のヘル
プの「
システム構成の制限事項
」トピックを参照してください。
ボリューム サイズは 4.2 MB(4 MiB)の境界に合わせられます。ボリュームが作成または拡張され、結果としてサイズが 4.2 MB
よりも小さい場合は、4.2 MB に増加します。値が 4.2 MB より大きい場合は、最も近い 4.2 MB の境界に縮小されます。
4. オプション:作成するボリュームの数を変更します。プールごとにサポートされているボリュームの最大数については、
PowerVault Manager のヘルプの「
システム構成の制限事項
」トピックを参照してください。
5. オプション:ボリューム階層の相性の設定を指定して、ボリューム データを特定の階層に自動的に関連づけ、可能な限り、すべ
てのボリューム データをその階層に移動させます。デフォルトは相性なしです。ボリューム階層の相性機能の詳細については、
「自動階層型ストレージについて」を参照してください。
6. オプション:ボリュームを作成するプールを選択します。システムは、プール間でボリュームのロードバランシングを行い、デ
フォルトでは A または B のいずれか(ボリュームの数が少ない方)となります。
7. オプション:異なる設定で別のボリュームを作成するには、行の追加をクリックして設定を変更します。カーソルがある行を削
除するには、行の削除をクリックします。
8. OK をクリックします。
ボリュームを作成することでプール容量がオーバーコミットした場合、プールの物理ストレージがなくなる前に、イベント通知
を設定するようにシステムからプロンプトされます。
9. 仮想ボリュームが容量を超えている場合は、次を実行します。
a. OK をクリックして続行します。それ以外の場合は、キャンセルをクリックします。OK をクリックした場合は、ボリューム
が作成され、[ボリューム]テーブルがアップデートされます。
b. 確認パネルを閉じるには、OK をクリックします。
リニア ボリュームを作成する
[プール]および[ボリューム]トピックから、リニア プールにボリュームを追加できます。同じ設定で個々のリニア ボリュームま
たはリニア ボリュームの複数コピーを作成できます。後者の場合、コピーは同じベース名に数字のサフィックス(0001 から開始)
を添えた一意の名前が付けられます。
ボリュームの詳細を参照するには、[ボリューム]テーブルのボリューム上にカーソルを置きます。「ボリュームを表示する」には、表
示される[ボリュームの情報]パネルの詳細が含まれています。
リニア ボリュームの作成
リニア ボリュームを作成するには、次の手順を実行します。
1. 次のいずれかの手順を実行してください。
• [プール]トピックで、プール テーブルからリニア プールを選択し、アクション>ボリュームの作成を選択します。
• [ボリューム]トピックで、アクション>リニア ボリュームの作成を選択します。
[リニア ボリュームの作成]パネルが開きます。
2. オプション:[ボリューム]トピックでボリュームの作成を開始した場合は、ボリュームのリニア プールを変更することができ
ます。
3. オプション:デフォルトの 1 を変更して、作成するコピーの数を変更します。コントローラーあたりの最大ボリューム数につい
ては、PowerVault Manager のヘルプの
システム構成の制限事項
トピックを参照してください。
メモ: 複数のコピーを選択した後、次に別のフィールドにカーソルを置くと、[リニア ボリュームの作成]パネルが折りたた
まれ、スナップショット オプションが表示されなくなります。
4. オプション:ボリューム名を変更します。デフォルトでは pool-name_vn となり、n は 0001 から始まります。ボリューム名は
大文字と小文字が区別され、最大 32 バイトまで使用できます。システムに存在している名前は使用できず、次を含めることは
できません。" * , . < > \
名前が別のボリュームで使用されている場合、名前は自動的に一意に変更されます。たとえば、MyVolume は MyVolume0001
のように変更され、Volume2 は Volume3 にように変更されます。
5. 測定単位を含め、ボリューム サイズを変更します。単位には MiB、GiB、TiB、MB、GB、TB のいずれかを使用できます。最大
サイズは、ボリューム プールの未使用容量によって異なります。システムでサポートされている最大ボリューム サイズについて
は、PowerVault Manager のヘルプの「
システム構成の制限事項
」トピックを参照してください。
ボリューム トピックでの作業 101