Users Guide
コマンドラインインタフェース経由での
OpenManage Power Center の使用
コマンドラインインタフェース(CLI)がサポートするすべてのコマンドは、次のフォーマットになっています。
ompc_cli [COMMAND] [GENERIC_OPTIONS] [COMMAND_OPTIONS] [COMMAND_TARGET]
操作は、有効な[COMMAND]で始める必要があります。オプションは、[COMMAND]の後ろならどこにでも入力できます。値が入っ
ている各オプションについて、値はオプションの直後に入力する必要があります。
メモ: コマンドで重複または不正確なオプション値が入力された場合、CLI でエラーが発生してウィンドウが閉じます。たとえ
ば、コマンドで –profile と -protocol の両方のオプションが同時に入力された場合、エラーが発生して CLI ウィンドウが閉じま
す。
GENERIC_OPTIONS は、このコマンド ラインの汎用ジョブを実行する場合に使用します。
Microsoft Windows
オペレ
ー
ティングシステム
では、ユーザー認証資格情報は次のように指定されます。
● user_auth <POWER_CENTER|WINDOWS_LOCAL|WINDOWS_DOMAIN>
● user_name <user_name>:user_type が WINDOWS_DOMAIN の場合、user_name は domain\user 形式である必要がありま
す。
● user_password <password>
Linux
オペレ
ー
ティングシステム
では、ユーザー認証資格情報は次のように指定されます。
● user_auth <power_center|linux_local|ldap>
● user_name <user_name>
● user_password <password>
COMMAND_TARGET は、コマンドが実行されるターゲットを指定します。たとえば、add_profile の COMMAND_TARGET は追加するプ
ロファイル名です。特定のコマンドについては、COMMAND_TARGET は汎用オプションまたはこのコマンドがサポートするオプシ
ョンの名前と同じ値を取ることはできません。たとえば、COMMAND_TARGET は add_profile コマンドの–protocol または–
user_name にはできません。
COMMAND_TARGET の場合、コンテンツの順序は特定のコマンド定義の項で定義されたとおりである必要があります。有効なオプ
ションであれば、COMMAND_TARGET のコンテンツと混在できます。たとえば、move_device コマンドの COMMAND_TARGET の順序
は、最初に FROM_GROUP_PATH を、次に TO_GROUP_PATH を配置する必要があります。
トピック:
• コマンドラインインタフェースのエラー処理
• コマンドラインインタフェースコマンド
• コマンドラインインタフェースのエラーコード
コマンドラインインタフェースのエラー処理
Microsoft Windows および Linux オペレーティングシステムでは、コマンドの正常な実行を示す終了コードが表示されます。コマン
ドが正常に実行されなかった場合は、エラーコードが表示されます。
Microsoft Windows オペレーティングシステムでは、コマンドが成功したときの CLI 終了コードは 0 です。特定のエラーコードにつ
いて知るには、「コマンドラインインタフェースエラーコード」を参照して ください。
Linux オペレーティングシステムでは、コマンドが成功したときの CLI 終了コードは 0 です。コマンドが失敗した場合、汎用エラー
コード 1 が表示されます。より具体的なエラーコードを取得するには stderr を使用し、そのコードの詳細については「コマンドラ
インインタフェースエラーコード」を参照してください。
4
コマンドラインインタフェース経由での OpenManage Power Center の使用 27