Users Guide
電源の履歴
システムグループの電力履歴が視覚的に表示されます。
温度の履歴
システムグループの温度履歴が視覚的に表示されます。
よくある使用事例
本項では、システム管理者が OpenManage Power Center の使用を開始するために役立つ標準的なシナリオを提供します。
初めて OpenManage Power Center を使用する場合は、手順 1-5 に従うと、OpenManage Power Center をインストールして、データ
センターを監視するためのグループ構造を設定することができます。次に、手順 6、7 および 8 を参照し、OpenManage Power Center
によって、デバイス間やタイムスロット間の電力データと温度データの監視と比較を行い、ポリシーの作成を行います。
1. Windows または Linux 環境での OpenManage Power Center のインストール
2. OpenManage Power Center を起動します。
3. デバイスを検出し、ネットワークから 1 つ、または複数のデバイスを追加します。
4. デバイスを管理します。デバイスは、削除、編集、およびフィルタすることができます。
5. 1 つ以上のデータセンターグループ構造を作成します。
6. 1 つ以上の電力ポリシーを作成して、デバイスに適用します。
7. 電源制御タスクを作成します。
8. デバイスの電力と温度イベントを監視します。
9. レポートを生成し、2~3 台のデバイス、または 2~3 個のグループの電源または温度ステータスとエネルギーコストを比較しま
す。
対応デバイスと非対応デバイス
対応デバイスを検出して、データセンターを構築するためのグループ構成を作成することが可能です。Power Center ではすべての
デバイスタイプを検出したり管理したりすることができないため、データセンターのグループ構造を完成させるには、非対応デバイ
スを手動で追加する必要があります。
サポートされているデバイスでは次のようになっています。
● デバイスタイプには、シャーシ、サーバー、UPS、および PDU が含まれます。
● 接続プロトコルと資格情報を設定することにより、デバイスが Power Center と通信できるようにする。
● 検出、グループ構成への追加、電力と温度の監視、電力管理ポリシーの適用、およびイベントの送信を含む管理機能を実行しま
す。
Power Center は、1 つのデータセンターで最高 6000 の管理下デバイスをサポートします。
表 3. 対応デバイス
カテゴリ サポートされているプラットフォ
ーム
対応モデル
サーバー デル
● PowerEdge R310 サーバ
● PowerEdge R410 サーバ
● PowerEdge R515 サーバ
● PowerEdge R610 サーバ
● PowerEdge R710 サーバ
● PowerEdge R715 サーバ
● PowerEdge R810 サーバ
● PowerEdge R815 サーバ
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