Users Guide
メモ: OMPC データベースデーモンを起動できない場合は、OMPC アップグレードが失敗しています。「前の OMPC バージョ
ンへのロールバック」を参照してください。
2. データベースバージョンをチェックします。
a. ターゲットバージョンが 3.1 以降の場合は [PGSQLDRV]= postgresql-9.3-1102.jdbc4.jar
b. ターゲットバージョンが 3.1 未満の場合は [PGSQLDRV]= postgresql-8.3-603.jdbc4.jar
現行のデータベースバージョンは、[InstDir]/dbinfor.tmp 内の DB_VERSION アイテムによって取得できます。/etc/ompc/
upgradeok: の存在をチェックします。
存在すれば、アップグレードが完了しています。存在しなければ、新しい OMPC がインストールされましたが、アップグレード
はまだ完了していません。
以前の OMPC バージョンへのロールバック
1. ロールバックスクリプト、/etc/ompc/backup/ompcrollback.sh を起動します。
2. PGAdmin を使用して、OMPC データベースユーザーとして OMPC データベース dcmapp にログインします。
3. SQL(
DROP DATABASE IF EXISTS dcm_old
および
DROP DATABASE IF EXISTS dcmapp_old
)を実行して古いデータベース
をクリーニングします。
OMPC アップグレードの完了
1. [InstDir]/stop.sh および [InstDir]/startup.sh を使用して OMPC デーモンを再起動します。
2. PGAdmin を使用して、OMPC データベースユーザーとして OMPC データベース dcmapp にログインします。
3. SQL(
DROP DATABASE IF EXISTS dcm_old
および
DROP DATABASE IF EXISTS dcmapp_old
)を実行して古いデータベース
をクリーニングします。
4. 古いバージョンが存在する場合は、rpm –e OpenManage_PowerCenter-[OLDVER]-1 コマンドを実行します。/etc/ompc が
ある場合は削除します。
Linux オペレーティングシステムでのアップグレード不具合リカバリ 121