Users Guide
[ディレクトリー]設定画面では、Linux を実行し、OpenManage Power Center がインストールされているシステムでのユーザー認証
および証明書検証を管理するための LDAP の設定を行うことができます。以下の表は、この画面上にあるオプションを示していま
す。
表 14. ディレクトリの設定オプション
オプション 説明
LDAP ユーザー認証を有効にする LDAP ユーザー認証を有効にするには、このチェック ボックスを選択します。次
のフィールドは、このチェック ボックスを選択した場合にのみ有効になります。
● LDAP サーバーアドレス
● バインド識別名
● バインドパスワード
● 検索するベース識別名
● ユーザーログインの属性
LDAP サーバーアドレス(単一、またはカンマ
で区切られた複数の DNS 名または IP アドレ
スを入力)
LDAP サーバーの IP アドレスまたは DNS 名を入力します。DNS 名または IP ア
ドレスをカンマで区切って、複数のアドレスを入力することができます。例:
192.125.46.89, 192.25.47.68
バインド識別名 バインド検索のユーザー名を入力します。名前を入力しないと、OpenManage
Power Center では、ユーザーのログイン識別名の検索に匿名バインドが使用され
ます。例:uid=mark, ou=manager, dc=dell, dc=com
バインドパスワード 入力したバインド識別名のパスワードを入力します。
検索するベース識別名 検索を開始するディレクトリー ブランチの識別名。例:ou=ccr, dc=dell,
dc=com
ユーザーログインの属性 検索のユーザー ログイン属性を指定します。属性を指定しない場合、デフォルト
の検索文字列「uid」が使用されます。属性は一意である必要があります。
詳細設定 詳細 LDAP 設定を有効にするには、このチェック ボックスを選択します。次の
フィールドは、このチェック ボックスを選択した場合にのみ有効になります。
● LDAP サーバーポート
● 検索フィルタ
● ネットワークタイムアウト
● 検索タイムアウト
● 証明書の検証を有効にする
LDAP サーバーポート SSL 上の LDAP サーバーのポート番号を入力します。デフォルトのポート番号は
636 です。
検索フィルタ 指定したベース識別名でログイン ユーザーを一意に特定できない場合、有効な
LDAP 検索フィルターを指定します。検索フィルターを指定しない場合、デフォ
ルトのフィルター(objectClass=*)が使用され、ツリー内のすべてのオブジェ
クトが検索されます。このフィルターの最大長は 1024 文字です。
ネットワークタイムアウト OpenManage Power Center LDAP が LDAP サーバーへの接続を待機する必要があ
る時間を秒単位で指定します。デフォルトのタイムアウトは 30 秒です。
検索タイムアウト OpenManage Power Center LDAP が検索要求への応答待機を停止する時間を秒
単位で指定します。デフォルトのタイムアウトは 120 秒です。
証明書の検証を有効にする LDAP 証明書の検証を有効にするには、このチェック ボックスを選択します。次
のフィールドは、このチェック ボックスが選択されている場合にのみ有効にな
ります。
● ディレクトリサービス CA 証明書のアップロード
● ディレクトリサービス CA 証明書情報
ディレクトリサービス CA 証明書のアップロー
ド
[ファイルの選択]をクリックして CA 証明書のあるシステム上の場所に移動し、
ファイルを選択し、[開く]をクリックしてファイルをアップロードします。選
択したファイルの名前が表示されます。
ディレクトリサービス CA 証明書情報 有効な CA 証明書に関する情報を表示します。
設定の実行 107