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主な機能
Nagios XI 向け Dell EMC OpenManage Plug-in バージョン 3.1 の主な機能は、次の表に説明されているとおりです。
表 2. Nagios XI 向け Dell EMC OpenManage Plug-in バージョン 3.1 の主な機能
特長 機能
デバイス検知
サポートされている Dell EMC デバイスを Nagios XI コンソールで検出します。
検出が完了すると、デバイスごとにホスト定義とサービス定義が作成されます。
• Redfish プロトコルを使用して Dell EMC PowerEdge MX7000 モジュラー シャー
シおよび Dell EMC ストレージ ME4 を検出。
• iDRAC デバイスを、SNMP プロトコル、WSMan プロトコル、または Redfish を
使用して検出。
• Dell EMC ストレージおよび Dell EMC ネットワークスイッチの検出は、SNMP プ
ロトコルを使用してサポートされています。
• Dell EMC シャーシの検出には、WSMan プロトコルを使用します。
セキュリティの強化
ホスト定義ファイルの AES 256 ビット ベースのパスワード暗号化を使用したセキュ
リティの強化
デバイス情報
デバイス検出が正常に行われた後、検出されたデバイスに関する情報(サービス タ
グ、ファームウェア バージョン、デバイス名、デバイス モデルなど)とそのデバイ
スのコンポーネントに関する情報(物理ディスク、PSU、温度プローブ、電圧プロー
ブなど)が提供されます。この情報は、Nagios XI コンソールの[ホスト]または[サ
ービス]ビューで表示できます。
ユーザーは、ホストまたはホスト グループのサービスを一覧表示、追加、または削除
することができます。
デバイス情報の詳細については、「
デバイス情報
」を参照してください。
Dell EMC デバイスの全体的な正常性の監視
Dell EMC デバイスの全体的な正常性を、スケジュールに沿って、または定期的に監
視します。
Dell EMC デバイスのコンポーネントレベル
の正常性
スケジュールされた時間間隔で、デバイスコンポーネント(物理ディスク、電源装
置、温度プローブ、電圧プローブなど)の正常性を監視し、Dell EMC デバイスコン
ポーネント状態に関する情報を表示します。
SNMP アラートの監視
Dell EMC デバイスに対する SNMP アラートを監視し、最後に受信した SNMP アラー
トのみを表示します。
受信したすべての SNMP アラートを表示するには、Nagios XI コンソールで[レポー
ト] > [アラート] > [履歴]の順に移動します。
SNMP アラートに対応する生成されたアラートの KB 情報を表示して、それぞれのア
ラートを迅速にトラブルシューティングすることができます。
詳細については、『Nagios XI
向け
Dell EMC OpenManage Plug-in
バ
ー
ジョン
3.1
ユ
ー
ザ
ー
ズ
ガイド
』の「生成されたアラートのナレッジベース(KB)メッセージ」を参照
してください。
メモ: KB 情報は、Dell Compellent ストレージ アレイ、PowerVault MD ストレ
ージ アレイ、および Dell EMC ネットワークでは使用できません。
デバイス固有コンソールの起動
さらなるトラブルシューティングと管理を行うため、Dell EMC1 対 1 コンソールを起
動します。詳細については、「Dell EMC
デバイス固有コンソ
ー
ルの起動
」を参照して
ください。
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8 主な機能