Users Guide
よくあるお問い合わせ(FAQ)
1. 質問:Nagios XI 向け Dell EMC OpenManage Plug-in のライセンスに関する情報を教えてください。
回答:このプラグインは無料でインストールして使用することができます。
2. 質問: このプラグインでサポートされている Dell EMC ハードウェアモデルを教えてください。
回答:サポートされている Dell EMC プラットフォームのリストについては、「サポートマトリックス 、p. 10」を参照してくださ
い。
3. 質問:前の世代のサーバ(第 9 世代~第 11 世代)を自社のデータセンターで使用しています。このプラグインを使用して、これ
らのサーバを監視できますか?
回答: いいえ、このプラグインでは、前の世代のサーバ(第 9 世代~第 11 世代)を監視できません。このプラグインを使用し、
LC 搭載 iDRAC を通じて監視できるのは、第 12 世代以降の PowerEdge サーバでサポートされている Dell EMC サーバだけです。
前の世代のサーバを監視するためには、Nagios Exchange で使用できる別のプラグインがあります。
4. 質問:Dell EMC サーバの帯域内監視メソッドと帯域外(OOB)監視メソッドの違いを教えてください。
回答:Dell EMC サーバを監視する方法には、サーバのオペレーティングシステムにインストールされた OpenManage Server
Administrator(OMSA)と呼ばれるソフトウェアを介した帯域内メソッドと、LC 搭載 iDRAC を介した帯域外メソッドの 2 つが
あります。
LC 搭載 iDRAC はハードウェアであり、サーバのマザーボード上にあります。LC 搭載 iDRAC により、システム管理者は、マシン
の電源が入っているかどうか、オペレーティングシステムがインストールされているかまたは機能しているかどうかにかかわら
ず、Dell EMC サーバを監視して管理できます。このテクノロジーは任意の場所で利用することができ、OMSA などのソフトウェ
アエージェントを使用する必要がありません。一方、帯域内管理、つまり OMSA は、管理するサーバにインストールされている
必要があり、マシンの起動後、オペレーティングシステムが稼働していて機能している場合のみに機能します。OMSA ソフトウ
ェアにはいくつかの制限があります。BIOS 設定にアクセスできない、オペレーティングシステムを再インストールできない、
システムの起動を妨げる問題の修正には使用できないなどの制限です。
5. 質問:このプラグインを使用して、LC 搭載 iDRAC ではなく OpenManage Server Administrator(OMSA)エージェントで Dell EMC
サーバを監視することはできますか。
回答:いいえ。このプラグインを使用して、OMSA エージェントで Dell EMC サーバを監視することはできません。ただし、そ
れを実行するために Nagios Exchange で使用できる別のプラグインがあります。使用可能な Dell EMC プラグインの詳細につい
ては URL、exchange.nagios.org/directory/Plugins/Hardware/Server-Hardware/Dell にアクセスしてください。
6. 質問:このプラグインと、Nagios Exchange で入手できるその他プラグインとの違いを教えてください。
回答:このプラグインの主な機能は、LC 搭載 iDRAC(PowerEdge サーバ)、Dell EMC シャーシ、および Dell EMC ストレージア
レイを使用したエージェントフリーの帯域外メソッドでサポート対象の Dell EMC デバイスのハードウェアを監視することです。
このプラグインの使用により、SNMP および WSMan プロトコルを通じて(全体レベルおよびコンポーネントレベルの正常性監
視を含む)検出済み Dell EMC デバイスの包括的なハードウェアレベル情報を得ることができます。このプラグインは、Dell EMC
デバイスから生成されたアラートまたはイベント(トラップ)の監視を可能にし、トラブルシューティング、設定、および管理
アクティビティをさらに実行するためのウェブコンソール起動をサポートします。ここで説明した機能の一部は、Nagios
Exchange に存在する他のプラグインでは使用できません。
7. 質問:このプラグインではどの言語がサポートされていますか。
回答:プラグインで現在サポートされているのは英語のみです。
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