Install Guide
はじめに
Nagios XI 向け Dell EMC OpenManage Plug-in ガイドでは、Nagios XI 向けプラグインのソフトウェアおよびシステム要件、インスト
ール手順、アップグレードとアンインストールについて説明しています。
本製品を使用すると、サポート対象の Dell EMC デバイスを監視する機能を利用することもでき、システム全体およびコンポーネン
ト レベルでの正常性監視など、Dell EMC デバイスをハードウェア レベルで包括的に確認できるようになります。ユーザーは基本的
なインベントリー情報を表示し、Dell EMC デバイスのイベントの監視を行うことができます。Dell EMC デバイスの 1 対 1 での Web
コンソール起動がサポートされているため、詳細なトラブルシューティング、デバイスの設定、アクティビティの管理が可能です。
Nagios XI 向け Dell EMC OpenManage Plug-in バージョン 3.1 は、次の Dell EMC デバイスをサポートします。
• iDRAC9 ベースの PowerEdge サーバー。
• Lifecycle Controller(LC)搭載 Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)を通じたエージェント フリー方式での第 12 世代
および 13 世代 PowerEdge サーバー
• OEM サーバ
• データセンタースケーラブルソリューション(DSS)
• ハイパーコンバージド インフラストラクチャ(HCI)プラットフォーム - Dell EMC VxRail、Dell EMC VxFlex、Dell EMC XC デバイ
ス
• PowerEdge FX2/FX2s シャーシ、PowerEdge VRTX シャーシ、PowerEdge M1000e および MX7000 シャーシ
• EqualLogic PS-Series ストレージ アレイ、PowerVault MD 34/38、ME4 ストレージ アレイ、Dell Compellent SC-Series ストレージ
アレイ
• Dell EMC ネットワークスイッチ
サポート対象の Dell EMC デバイス モデルの詳細については、『Nagios XI
向け
Dell EMC OpenManage Plug-in
バ
ー
ジョン
3.1
ユ
ー
ザ
ー
ズ
ガイド
』の「サポート マトリックス」を参照してください。
表 1. 主な機能
特長 機能
デバイス検出
Dell EMC デバイスを検出します。
検出が完了すると、デバイスごとにホストとサービスの定義が作成されます。
• Lifecycle Controller 搭載 iDRAC を使用した Dell EMC サーバーの検出では、SNMP
プロトコル、WSMan プロトコル、Redfish プロトコルのいずれかを使用できま
す。
• Dell EMC ストレージおよび Dell EMC ネットワークスイッチの検出は、SNMP プ
ロトコルを使用してサポートされています。
• Dell EMC シャーシの検出には、WSMan プロトコルを使用します。
• Dell EMC MX7000 モジュラー シャーシおよび ME4 ストレージ アレイは、REST
で検出できます。
セキュリティの強化
ホスト定義ファイルの AES 256 ビット ベースのパスワード暗号化を使用したセキュ
リティの強化
デバイス情報
デバイスの検出完了後、サービス タグ、ファームウェア バージョン、デバイス名、
デバイス モデルなど、検出されたデバイスに関する情報を表示します。
この情報は、Nagios XI コンソールの ホスト または サービス ビューで表示できます。
デバイス サービスとその説明については、『Nagios XI
向け
Dell EMC OpenManage
Plug-in
バ
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ジョン
3.1
ユ
ー
ザ
ー
ズ
ガイド
』の「デバイス情報」を参照してください。
Dell EMC デバイスの全体的な正常性の監視
Dell EMC デバイスの全体的な正常性を監視します。
Dell EMC デバイスのコンポーネントレベル
の正常性
Dell EMC デバイスのコンポーネント(物理ディスク、電源装置、温度プローブ、電
圧プローブなど)の正常性を監視し、各コンポーネントに関する情報を表示します。
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