Users Guide
メモ: Dell EMC 検出ユーティリティのその他のパラメータが渡されない場合、コマンドはデフォルト値で実行されます。
メモ: 特定のインスタンスで、IP アドレスと FQDN の両方ではなく、いずれか一方を使用して Dell EMC デバイスが検出さ
れていることを確認します。
4. デフォルトでは、Dell EMC サーバーの検出には Redfish プロトコルが使用されます。WSMan プロトコルのパラメータがコマン
ドで渡されない場合、SNMP を使用して検出が実行されます。要件に基づいて--prefProtocol の値を変更することができま
す。
WSMan、Redfish、SNMP を介して Dell EMC サーバを検出する場合、それぞれ次のコマンドを使用します。
• WSMan プロトコルを使用して検出するには、次のファイルパスを使用します。
python dellemc_nagios_discovery_utility.py --file=<absolute file path> --prefProtocol=2
--http.user=root --http.password=calvin --output.file=/usr/local/nagios/dell/config/
objects/
• Redfish REST API を使用してを検出するには、次のファイルパスを使用します。
python dellemc_nagios_discovery_utility.py --file=<absolute file path> --prefProtocol=3
--http.user=root --http.password=calvin --output.file=/usr/local/nagios/dell/config/
objects/
• SNMP を使用して検出するには、次のファイルパスを使用します。
python dellemc_nagios_discovery_utility.py --file=<absolute file path> --prefProtocol=1
--snmp.version=2 --output.file=/usr/local/nagios/dell/config/objects/
5. 検出ユーティリティー スクリプトが実行されたら、コマンド<NAGIOS_HOME>/bin/nagios -v /<NAGIOS_HOME>/etc/
nagios.cfg を実行して、Nagios の設定を確認します。
メモ: --enable.log パラメータが渡されていない場合、ログは作成されません。
メモ: --enable.log パラメータは渡されても、--logLoc 値が定義されていない場合、ログはデフォルトの場所である
<NAGIOS_HOME>/var/dell に作成されます。
6. エラーが発生していないようにしてから、コマンド service nagios restart を実行して Nagios Core を再起動します。
検出完了後:
• Dell EMC デバイスのホスト定義とそのサービス定義が Nagios サーバに作成され、今後の Dell EMC デバイスの監視のために使用
されます。
検出された Dell EMC デバイスとそのサービスは、Nagios Core コンソールの Host(ホスト) ビューと Services(サービス) ビ
ューに表示されます。サービスの詳細が表示されるまで、スケジュールされたサービスが完了するのを待ちます。
• 検出された Dell EMC デバイスは、Nagios Core コンソールの Map(マップ) ビューに表示されます。
デバイス情報
デバイス情報について
Dell EMC デバイス情報サービスは、システムに関する基本的な情報を提供します。デフォルトでは、このサービスは 1 日に 1 回ポー
リングされます。
表 24. デバイス情報
サービス ステータス 説明 表示される属性
Dell EMC サーバ情報 可能な状況は次のとおりです。
• OK
このサービスは、基本的なデバ
イスインベントリ情報を提供
します。
メモ: シャーシタグはモジ
ュラーサーバーにのみ適用
され、ノード ID は
• ノード ID
• シャーシサービスタグ
• サービスタグ
• モデル
• OS 名
• OS バージョン
28 デバイスの検出とインベントリ