Users Guide
デバイスの検出とインベントリ
トピック:
• デバイス検出について
• Dell EMC Device Discovery Utility について
• Dell EMC デバイスの検出
• デバイス情報
デバイス検出について
サポートされている Dell EMC デバイス用の監視プロトコルは次の通りです。
• Dell EMC PowerEdge MX7000 モジュラー シャーシおよび PowerVault ME4 ストレージ アレイは、REST プロトコルを用いて検出
できます。
• Dell EMC サーバーは、SNMP プロトコル、WSMan プロトコル、Redfish プロトコルで検出することができます。
• Dell EMC シャーシは、WSMan プロトコルを使用して検出します。
• Dell EMC ストレージおよび Dell EMC ネットワークスイッチは、SNMP プロトコルで検出できます。
メモ: iDRAC ファームウェア バージョン 3.30.30.30 以降では、Redfish を使用して検出されます。
Dell EMC デバイスの検出には、Dell EMC Discovery Utility を使用します。検出が正常に行われると、検出されたデバイスについ
て、ホストとサービスの定義ファイルが作成されます。デバイスには一意のホスト名と IP アドレスを持たせることをお勧めしま
す。Nagios Core で、検出する Dell EMC デバイスに向けたホストとサービスの定義がまだ存在していないようにします。
デバイスは、次のいずれかを使用して検出することができます。
• デバイスの IP アドレスまたは FQDN
• マスク付きサブネット
• デバイスの IP アドレス、FQDN、またはマスク付きサブネットのリストが含まれるファイル
メモ: モニタリング目的では、ユーザーに読み取り専用権限を付与することをお勧めします。
•
メモ: SNMP プロトコル、WSMan プロトコル、Redfish のいずれでも同時に使用して、Dell EMC サーバーを検出すること
ができます。SNMP プロトコルと WSMan プロトコルまたは Redfish を使用して以前に検出されたサーバーを再検出する
には、必要なプロトコルの値を指定して Dell EMC Discovery Utility を実行します。
メモ: SNMP を使用してサーバーが検出されても、同じデバイスを WSMan プロトコルで検出する必要がある場合は、
<NAGIOS_HOME>/dell/scripts に移動し、次の Python コマンドを実行します。
例:
ホスト名の詳細を使用して、WSMan プロトコルを介して SNMP デバイスを検出する場合は、次のようにします。
python dellemc_nagios_discovery_service_utility.py --host=<host name / IP address> --
prefProtocol=2 --http.user=<username> --http.password=<password text> --output.file=/usr/
local/nagios/dell/config/objects/
<NAGIOS_HOME>は Nagios Core がインストールされている場所であり、デフォルトでは<NAGIOS_HOME>の場所は/usr/
local/nagios です。
Dell EMC Device Discovery Utility について
Dell Device Discovery Utility を実行するには、<NAGIOS_HOME>/dell/scripts に移動し、次の Python コマンドを実行します。
python dellemc_nagios_discovery_service_utility.py -h
Dell EMC Device Discovery Utility で使用可能なオプションがすべて表示されます。
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