Install Guide
Nagios Core 向け Dell EMC OpenManage Plug-
in バージョン 3.1 について
本ガイドでは、Nagios Core 向け Dell EMC OpenManage Plug-in バージョン 3.1 のソフトウェア要件、インストール手順、アップグ
レード手順、アンインストール手順について説明します。
このプラグインには、Nagios Core によって管理される環境で Dell EMC デバイスを監視する機能があります。また、全体的および
コンポーネント レベルでの正常性監視など、Dell EMC デバイスがハードウェア レベルで完全に可視化されます。Nagios プラグイン
は、Dell EMC デバイスの基本的なインベントリー情報とイベント監視も提供します。対応 Dell EMC デバイスの 1 対 1Web コンソー
ル起動もサポートしており、さらなるトラブルシューティング、設定、各種管理アクティビティーを行います。
Nagios Core 向け Dell EMC OpenManage Plug-in バージョン 3.1 は、次の Dell EMC デバイスをサポートしています。
• iDRAC9 ベースの PowerEdge サーバー
• Lifecycle Controller(LC)搭載 Integrated Dell Remote Access Controller(iDRAC)の使用によるエージェント フリー方式を介した
第 12 世代および 13 世代の PowerEdge サーバー
• OEM サーバ
• データセンタースケーラブルソリューション(DSS)
• ハイパーコンバージド インフラストラクチャ(HCI)プラットフォーム - Dell EMC VxRail、Dell EMC VxFlex、Dell EMC XC シリー
ズ
• PowerEdge FX2/FX2s シャーシ、PowerEdge VRTX シャーシ、PowerEdge M1000e および MX7000 シャーシ
• EqualLogic PS-Series ストレージ アレイ、PowerVault MD 34/38、ME4 ストレージ アレイ、Dell Compellent SC-Series ストレージ
アレイ
• Dell EMC ネットワークスイッチ
デバイス サポートの詳細については、『Nagios Core
向け
Dell EMC OpenManage Plug-in
バ
ー
ジョン
3.1
ユ
ー
ザ
ー
ズ
ガイド
』の「サポー
ト マトリックス」の項を参照してください。
表 1. 主な機能
特長 機能
デバイス検出
Dell EMC デバイスを検出します。検出が完了すると、デバイスごとにホスト定義と
サービス定義が作成されます。
Lifecycle Controller 搭載 iDRAC を使用した Dell EMC サーバーの検出は、SNMP プロ
トコル、WSMan プロトコル、Redfish プロトコルを使用して行われます。
Dell EMC ストレージおよび Dell EMC ネットワークスイッチの検出は、SNMP プロト
コルを使用してサポートされています。
Dell EMC シャーシの検出には、WSMan プロトコルを使用します。
Dell EMC MX7000 モジュラー シャーシおよび ME4 ストレージ アレイは、REST によ
ってサポートされています。
セキュリティの強化
ホスト定義ファイルの AES 256 ビット ベースのパスワード暗号化を使用したセキュ
リティの強化
デバイス情報
デバイス検出が正常に行われた後、検出されたデバイスに関する情報(サービス タ
グ、ファームウェア バージョン、デバイス名、デバイス モデルなど)が表示されま
す。この情報は、Nagios Core コンソールの[ホスト]または[サービス]ビューで
表示することができます。
デバイス サービスとその説明については、『Nagios Core
向け
Dell EMC OpenManage
Plug-in
バ
ー
ジョン
3.1
ユ
ー
ザ
ー
ズ
ガイド
』の「デバイス情報」に関する項を参照して
ください。
Dell EMC デバイスの全体的な正常性の監視
Dell EMC デバイスの全体的な正常性を監視します。
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