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表 4. パラメータファイル (続き)
プロトコル通信パラメータ 説明
wsman.password WS-MAN サービスアカウントパスワードのためのユーザーマ
クロの入力に使用します。
wsman.port WS-MAN ポート値の入力に使用します。デフォルト値は 443
です。
wsman.timeout WS-MAN タイムアウト値を秒単位で入力するために使用しま
す。デフォルトのタイムアウト値は 60 秒です。
wsman.retries タイムアウト発生時に WS-MAN 要求が送信される必要がある
回数を入力するために使用します。デフォルトの再試行値は 2
です。
メモ:
ユーザーマクロである snmp.community、wsman.username、および wsman.password は、dell_resources.cfg で使
用できる <Nagios_Home>/dell/resources/ ファイルで設定することが可能です。
デルサーバーの検出
デルプラグインの使用によって、第 12 世代以降の Dell PowerEdge サーバーを検出することができます。
前提条件:
● 検出に SNMP プロトコルを使用している場合は、SNMP バージョン 1 または SNMP バージョン 2c が有効になっており、iDRAC
にコミュニティ文字列が設定されていることを確認します。詳細については、「付録」を参照してください。
● Nagios Core と iDRAC with LC の間にセキュア化されたネットワーク接続が確立されていること。
● (推奨)iDRAC デバイスに解決可能な完全修飾ドメイン名(FQDN)がある必要があります。
● WS-MAN プロトコルを使用している場合は、WS-MAN 通信用のデフォルトサービスアカウント以外の WS-MAN サービスアカ
ウントの使用が推奨されます。
デルサーバーを検出するには、次の手順を実行します。
1. Nagios Core に Nagios の管理者権限でログインします。
2. ディレクトリ <NAGIOS_HOME>/dell/scripts に移動します。
3. 次のオプション、Perl dell_agent_free_server_discovery.pl または perl
dell_agent_free_server_discovery.pl-h で Dell Server Discovery Utility を実行します。
スクリプト構文とオプションについての情報が表示されます。詳細に関しては、「Dell Discovery Utility について」を参照してく
ださい。
要件に基づいて、次の手順を実行します。
メモ: ユーティリティを実行する前に、プロトコル関連の情報がアップデートされていることを確認します。詳細について
は、「プロトコルパラメータについて」を参照してください。
IP アドレスまたは FQDN を使用してデバイスを検出する:
● perl dell_agent_free_server_discovery.pl -H <IP address or FQDN name> –P <protocol>
マスク付きサブネットを使用して検出する:
● perl dell_agent_free_server_discovery.pl -S <subnet with mask> –P <protocol>
マスク付きサブネットのフォーマットの例:11.98.149.0/24
ファイルに存在する IP アドレスの一覧を使用して検出する:
● perl dell_agent_free_server_discovery.pl -F <Ip Address list file> —P <protocol>
● -P オプションには、プロトコルを選択します。
○ SNMP の場合、値は 1 です。
デバイスの検出とインベントリ 9