Dell EMC OpenManage HPE OMi Operations Connector バージョン 1.
メモ、注意、警告 メモ: 製品を使いやすくするための重要な情報を説明しています。 注意: ハードウェアの損傷やデータの損失の可能性を示し、その問題を回避するための方法を説明しています。 警告: 物的損害、けが、または死亡の原因となる可能性があることを示しています。 著作権 © 2017 すべての著作権は Dell Inc. またはその子会社にあります。 Dell、EMC、およびその他の商標は、Dell Inc. またはその子会社の商標です。その他の商標 は、それぞれの所有者の商標である場合があります。 2017 - 06 Rev.
目次 1 はじめに...........................................................................................................................................................4 2 主な機能........................................................................................................................................................ 5 3 トポロジの収集と転送 ..................................................................................................................................... 6 Dell EMC デバイスの表示....................
1 はじめに このガイドでは、イベントおよびトポロジのポリシーのアクティブ化、デバイスの監視と表示、HPE Operations Manager i(OMi)コンソールを使用したイベ ントの監視と表示など、Dell EMC OpenManage HPE OMi Operations Connector の機能の使用方法を説明します。 Dell EMC OpenManage HPE OMi Operations Connector には、Dell EMC OpenManage Essentials(OME)を HPE Operations Manager i (OMi)と統合する機能があります。OME 向け Operations Connector は、イベントとトポロジに関するシステム管理データを OME から収集して OMi に転送することにより、システム管理者と IT 管理者がデータセンター内の Dell EMC デバイスの包括的なビューを容易に得られるようにします。OMi 環 境から OME の Web コンソールを直接起動することもでき、Dell EMC デバイスの詳細なトラブルシューティング、設定、
2 主な機能 Dell EMC OpenManage HPE OMi Operations Connector バージョン 1.0 の主な機能は、次の表に説明されているとおりです。 表 1.
3 トポロジの収集と転送 OME 向け Operations Connector は、次の手順を実行して、OME から OMi にトポロジ情報を同期させます。 1 トポロジ情報は、REST API を使用して OME から収集されます。 2 OME 向け Operations Connector では、REST API によって収集されたトポロジ情報は XML ファイルに格納されます。 3 格納されたトポロジ情報はトポロジ統合ポリシーによって処理された後、OMi に転送されます。 OME トポロジ構造は、OMi 内の対応する構造にマッピングされます。Operations Connector が OME から収集して OMi にインポートしたオブジェクト の範囲は、OME が検出して管理する Dell EMC デバイスによって異なります。トポロジ収集と転送の初期プロセスが完了したら、すべてのインポートした デバイスと基本プロパティが OMi コンソールに表示できます。 メモ: OME 内の任意のノードを削除しても、OMi の同期に即座に反映されることはなく、OMi の通常のエージングサイクルに従いま
• PrimaryIPAddress(プライマリ IP アドレス) • SerialNumber(シリアルナンバー) トポロジ統合で使用されたマッピング 以下は、OME コンソールのデバイスタイプに対応する OMi コンソールの CI タイプを示しています。 表 2.
4 イベントの収集と転送 OME 向け Operations Connector は、次の手順を実行して、OME から OMi にイベント情報を同期させます。 1 イベント情報は、REST API を使用して OME から収集されます。 2 OME 向け Operations Connector では、REST API によって収集されたイベント情報は XML ファイルに格納されます。 3 格納されたイベント情報はイベント統合ポリシーによって処理された後、OMi に転送されます。 各デバイスに関連付けられたすべてのイベントを表示できます。これにより、解決を必要とするアクティブなイベントの概要も確認できます。 以下は、OMi コンソールでのイベントステータスと、OME でのイベントステータスとの対応付けを示しています。 表 3.
OME のイベント 図 7. 重要イベントアイコン OMi のイベント 図 8. 重要イベントアイコン 図 9. 不明イベントアイコン 図 10.
5 ノード数の収集と転送 トポロジの収集と転送のサイクルが終了するたびに、OME 向け Operations Connector は OME から収集されて OMi に転送されたノードの数をカウン トします。このノード数情報は、OMi への情報イベントとして OME 向け Operations Connector から転送され、OMi コンソールの Event Perspective (イベントパースペクティブ) に表示できます。 メモ: ノード数ポリシーがアクティブになっていることを確認します。 ノード数イベントの表示 ノード数情報を表示するには、次の手順を実行します。 1 HPE Operations Manager i コンソールを起動します。 2 Workspaces(ワークスペース) > Event Perspective(イベントパースペクティブ) の順にクリックします。 3 ノード数メッセージを表示するには、View Explorer(ビューエクスプローラ) から Operations Connector ノードを選択します。 4 ノード数イベントの詳細情報を表示するには、ノード
6 OMi からの OME コンソールの起動 OME 向け Operations Connector では、ノードおよびイベントから OpenManage Essentials(OME)コンソールを起動できます。OME コンソールを起 動して、Dell EMC デバイスのトラブルシューティング、設定、管理作業を実行できます。 OME コンソールを起動するには、OMi で OME URL ツールを設定する必要があります。詳細については、Dell.
7 設定 OME 向け Operations Connector を設定するには、次の手順を実行します。 • Operations Connector タスクスケジューラを使用して、トポロジとイベントの統合を設定します。詳細については、「Dell EMC OpenManage HPE OMi Operations Connector タスクスケジューラ」を参照してください。 • Operations Connector ポリシーをアクティブにします。詳細については、「Dell EMC OpenManage HPE OMi Operations Connector ポリシー」を 参照してください。 OME 向け Operations Connector のインストールと設定の詳細については、Dell.
表 5.
8 トラブルシューティング 本項では、OME 向け Operations Connector 使用中に発生する可能性がある問題とその解決策をリストします。 お使いのシステムを OME バージョン 2.2 からバージョン 2.3 にアップグレードすると、OMi コンソールに少数の CI コレク ションが別の名前で 2 回表示される トポロジ同期を OME 2.2 を使用して OMi で実行した後に OME 2.3 にアップグレードした場合、トポロジ同期サイクルの後に、別の名前で 2 回表示さ れる少数の CI のコレクションがあります。古い CI コレクションを手動で削除する必要があります。 次の表に、アップグレード後に OMi コンソールに 2 回表示される CI コレクションを示します。 表 6. デバイスタイプ - OME 2.2 および 2.3 の使用中の CI コレクション デバイスタイプ OME 2.2 の使用中の CI のコレクション OME 2.
2 Defaults(デフォルト) タブをクリックし、Event Attributes(イベント属性) をクリックします。 3 Time Created(作成時刻) フィールドで、デフォルト値 <$DATA:/event/Time> を <$DATA:/event/Time> -3 に変更します。 4 Save(保存)をクリックします。 5 Dell EMC OpenManage HPE OMi Operations Connector — Event Integration(Dell EMC OpenManage HPE OMi Operations Connector - イベント統合) ポリシーを右クリックして、Activate(アクティブ化) をクリックします。 イベント統合ポリシーがアクティブになります。 ポリシーがアクティブ化された後、OMi コンソールに転送されたイベントに正しいタイムスタンプが表示されます。 デバイス、イベント、およびノード数情報が OMi コンソール に表示されない この問題を解決するには、次の手順を実行します。 1 2 次の OME 向け Operat
9 Dell EMC OpenManage HPE OMi Operations Connector のライセンス OpenManage HPE OMi Operations Connector はライセンス製品で、自己申請に基づくライセンス構造を採用しています。ライセンスは、監視が必要 なデバイス数に基づいて購入する必要があります。ライセンスの詳細については、Dell EMC の営業担当者にお問い合わせください。 16 Dell EMC OpenManage HPE OMi Operations Connector のライセンス
10 Dell EMC サポートサイトからのドキュメントへのアクセ ス 次のリンクを使用して、必要なドキュメントにアクセスします。 • Dell EMC Enterprise システム管理マニュアル — Dell.com/SoftwareSecurityManuals • Dell EMC OpenManage マニュアル — Dell.com/OpenManageManuals • Dell EMC リモートエンタープライズシステム管理マニュアル — Dell.com/esmmanuals • iDRAC および Dell EMC Lifecycle Controller マニュアル — Dell.com/idracmanuals • Dell EMC OpenManage Connections エンタープライズシステム管理マニュアル — Dell.com/ OMConnectionsEnterpriseSystemsManagement • Dell EMC 保守ツールマニュアル — Dell.