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IPMI 設定
RAC、DRAC および iDRAC の帯域外検出には、IPMI プロトコルを使用します。このオプションは、Lifecycle Controller が有効化された検出お
よびインベントリ用です。DRAC および iDRAC の IP アドレスが選択されていることを確認してください。IPMI バージョン 2.0 パラメータを設定するに
は、「IPMI 設定オプション」を参照してください。この設定は検出に必要です。
IPMI 設定オプション
表 29. IPMI 設定オプション
フィールド 説明
IPMI 検出を有効にする 検出範囲ごとに IPMI プロトコルを有効または無効にします。
ユーザー名 Baseboard Management Controller(BMC)または DRAC ユーザ
ー名 を入力します。
メモ: デフォルトのユーザー名は root です。安全のため、この
パスワードの変更をお勧めします。
パスワード BMC または DRAC パスワードを入力します。
メモ: デフォルトのパスワードは calvin です。安全のため、この
パスワードの変更をお勧めします。
KG キー KG キーの値を入力します。DRAC は IPMI KG キーの値もサポートし
ています。個々の BMC または DRAC は、ユーザーの資格情報のほ
かにアクセスキーも要求するように設定されています。
メモ: KG キーは、ファームウェアとアプリケーション間で使用さ
れる暗号化キーを生成するために使用する公開キーです。
KG
キーの値は、16 進数文字の偶数です。
タイムアウト(秒) IPMI 要求を送信した後に検出エンジンが待機する時間を指定しま
す。有効範囲は 1~60 秒です。デフォルトの時間は 5 秒です。
再試行(試行回数) デフォルトでは 1 回です。最初の呼び出しがタイムアウトした場合は、
検出エンジンがデバイスに IPMI 要求を再送信する再試行回数の最
大数を示します。有効範囲は 0~10 回です。
メモ: 再試行とタイムアウトのパラメータは、リモート管理制御プロトコル(RMCP)の ping と IPMI 接続の両方で使用されます。
検出範囲処置
これらのオプションを選択して、デバイス、コンポーネント、およびサーバーの検出とインベントリを行います。
表 30. 検出範囲処置
フィールド 説明
検出またはインベントリは実行しない このオプションを選択し、検出およびインベントリを(後で)実行するス
ケジュールを設定します。
検出のみを実行する このオプションを選択して、検出を実行します。
検出とインベントリの両方を実行する このオプションを選択して、検出とインベントリを両方実行します。
概要
選択した設定を表示します。設定を変更するには、戻る をクリックします。
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