Users Guide
表 20. デバイスタイプのフィルタリング
フィールド 説明
Device Type(デバイスタイプ) 検出および管理の対象となる、選択可能なデバイスタイプが表示され
ます。
必要なプロトコル 選択されたデバイスタイプの検出と管理に必要なプロトコルが表示され
ます。
ICMP 設定
ICMP は、指定された IP アドレスを持つデバイスがあるかどうかを判断するために、検出エンジンによって使用されます。検出エンジンは要求を送
信し、「タイムアウト」時間まで応答の受信を待ちます。デバイスが他の動作を行っていてビジー状態である場合、デバイスは、ICMP 要求に対し
て低負荷状態時ほど素早く応答しない場合があります。検出エンジンによってテストされている IP アドレスが割り当てられたデバイスがない場合、
応答は全くありません。タイムアウト時間内に応答が受信されない場合、検出エンジンは「再試行」回数だけ要求を繰り返します(要求するたび
に「タイムアウト」時間終了まで待機)。ICMP パラメータを設定するには、ICMP 設定オプションを参照してください。
メモ: OpenManage Essentials バージョン 2.4 では、ICMP ping はオプションです。ICMP 設定 は、設定 → 検出設定 → 検出時に
ICMP ping をスキップ での 検出時に ICMP ping をスキップ の選択内容に基づいて表示されます。
For more information, click the help ( )アイコンをクリックします。
ICMP 設定オプション
表 21. ICMP 設定オプション
フィールド 説明
タイムアウト (ミリ秒) ICMP 要求の発行後、検出エンジンが応答を待つ最大ミリ秒数を指
定します。デフォルトのタイムアウト期間は 1000 ミリ秒です。この値が
大きいほど、ビジーデバイスから応答を受け取るための時間が長くなり
ますが、指定された IP アドレスを持つデバイスがない場合の待機時間
も長くなることになります。
再試行(試み) 最初の ICMP 要求がタイムアウトした場合に、検出エンジンが要求を
送信する追加回数の最大数を指定します。デバイスが過重なビジー
状態で以前の ICMP 要求に応答できなかった場合でも、その後の要
求には応答できることがあります。その IP アドレスを持つデバイスが使
用されていない場合は、再試行もタイムアウトするので、再試行回数
を少なくする必要があります。デフォルト値は 1 です。
SNMP 設定
SNMP は、サーバー、ストレージ、スイッチなどネットワーク上のデバイスを管理するためのインタフェースを提供します。デバイス上の SNMP エージ
ェントを使用すると、OpenManage Essentials でデバイスの正常性およびインベントリデータをクエリできます。サーバー、ストレージデバイス、およ
び他のネットワークデバイスの検出およびインベントリを実行するには、「SNMP 設定オプション」を参照してください。
詳細については、ヘルプアイコン をクリックします。
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