Users Guide
カスタマイズ用パラメータ
REINSTALL および REMOVE の各カスタマイズ用 CLI パラメーターを使用すると、サイレント状態で実行する際や無人で実行する際のインスト
ール、再インストール、アンインストールするソフトウェア機能を正確にカスタマイズできます。これらのカスタマイズ用パラメーターを使用すると、同じ
無人インストールパッケージを使用してさまざまなシステムのソフトウェア機能を選択的にインストール、再インストール、またはアンインストールでき
ます。たとえば、特定のサーバグループに
Server Administrator をインストールしても Remote Access Controller サービスはインストールしないよ
うに選択すること、または別のサーバグループで、Server Administrator をインストールして Storage Management Service はインストールしない
ことを選択することができます。また、サーバの特定のグループで 1 つまたは複数の機能のアンインストールを選択することもできます。
メモ: 大文字で REINSTALL パラメータと REMOVE の CLI パラメータを入力します(大文字と小文字が区別されます)。
メモ: 次の表に記載されるソフトウェア機能 ID は、大文字と小文字が区別されます。
表 251. ソフトウェア機能 ID
機能 ID 説明
All(すべて) すべての機能
BRCM Broadcom NIC エージェント
INTEL Intel NIC エージェント
IWS OpenManage Server Administrator Web サーバ
OMSM Server Administrator Storage Management Service
RmtMgmt Remote Enablement
RAC4 Remote Access Controller(DRAC 4)
RAC5 Remote Access Controller(DRAC 5)
iDRAC Integrated Dell Remote Access Controller
SA サーバーシステム管理者
メモ: xx1x システムでは iDRAC6 のみがサポートされています。
REINSTALL カスタマイズ用パラメーターをコマンドラインで指定し、再インストールするソフトウェア機能の機能 ID を割り当てることができます。以
下に例を示します。
msiexec.exe /i SysMgmt.msi REINSTALL=BRCM /qb.
このコマンドを使用すると、無人モード(サイレントモードではない)で OpenManage Systems Management のインストールが実行され、
Broadcom エージェントだけが再インストールされます。
REMOVE カスタマイズ用パラメーターをコマンドラインで指定し、アンインストールするソフトウェア機能の機能 ID を割り当てることができます。たと
えば、次のとおりです。
msiexec.exe /i SysMgmt.msi REMOVE=BRCM /qb.
このコマンドを使用すると、無人モード(サイレントモードではない)で OpenManage Systems Management のインストールが実行され、
Broadcom エージェントだけがアンインストールされます。
また、msiexec.exe プログラムを 1 回実行するだけで、機能のインストール、再インストール、アンインストールを行うことも選択できます。たとえば、
次のとおりです。
msiexec.exe /i SysMgmt.msi REMOVE=BRCM /qb
このコマンドを実行すると、管理下のシステムソフトウェアのインストールが実行され、Broadcom エージェントがアンインストールされます。これはサ
イレントモードではなく無人モードで実行されます。
メモ: Globally Unique Identier(GUID)は 128 ビットの長さで、GUID の生成に使用されるアルゴリズムにより、各 GUID は固有の
値になります。製品の GUID により、アプリケーションが一意に識別されます。この場合、Server Administrator の製品 GUID は
{54C04D53-C3C3-46EA-A75F-7AFF4BEB727C} です。
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