Users Guide

Microsoft Windows 認証
対応 Windows オペレーティングシステムでは、OpenManage Essentials 認証は Windows NT LAN ManagerNTLM v1 and NTLM v2)モ
ジュールを使用するオペレーティングシステムのユーザー認証システムをベースとします。ネットワークでは、この基礎となる認証システムによって
OpenManage Essentials のセキュリティを全体的なセキュリティスキームに統合することが可能になります。
ユーザー権限の割り当て
OpenManage Essentials をインストールする前にユーザー権限を OpenManage Essentials ユーザーに割り当てる必要はありません。次の手順
は、OpenManage Essentials ユーザーの作成と Windows オペレーティングシステム用のユーザー権限を割り当てるための段階的な手順を説明
します。
メモ: これらの手順を実行するには、システム管理者権限でログインしてください。
メモ: ユーザーの作成およびユーザーグループ権限の割り当てに関する質問、またはその他詳細手順については、オペレーティングシス
テムのマニュアルを参照してください。
1. Windows のデスクトップで、スタートすべてのプログラム管理ツールコンピュータの管理 をクリックします。
2. コンソールツリーで、ローカルユーザーとグループ を展開して、グループ をクリックします。
3. OmeAdministratorsOMEPowerUsers、または OmeUsers グループをダブルクリックして、新規ユーザーを追加します。
4. 追加 をクリックして、追加するユーザー名を入力します。名前をチェックして検証 をクリックしてから、OK をクリックします。
新しいユーザーは、割り当てられたグループのユーザー権限で OpenManage Essentials にログインできます。
カスタム SSL 証明書の使用 - オプション
OpenManage Essentials デフォルト設定により、環境内でセキュアな通信が確立できるようになります。ただし、暗号化に自分の SSL 証明書を
利用したいユーザーがいる場合もあります。
新規ドメインの証明書を作成するには、次の手順を実行します。
1. スタートすべてのプログラム管理ツールIISインターネット情報サービスマネージャ の順にクリックして、IIS(インターネット情
報サービス)マネージャを開きます。
2. <サーバ名> を展開して、サーバ証明書サイト の順にクリックします。
3. ドメイン証明書の作成 をクリックして、必要な情報を入力します。
メモ: ドメイン管理者が証明書をクライアントに発行するまで、すべてのシステムが証明書エラーを表示します。
IIS サービスの設定
カスタム SSL 証明書を使用するには、OpenManage Essentials がインストールされているシステムに IIS サービスを設定する必要があります。
1. スタートすべてのプログラム管理ツールIISインターネット情報サービスマネージャ の順に選択して、IIS(インターネット情
報サービス)マネージャを開きます。
2. <サーバー名> サイト と展開します。
3. DellSystemEssentials で右クリックして、バインドの編集 を選択します。
4. サイトバインド https バインド を選択し、編集 をクリックします。
5. サイトバインドの編集 で、SSL 証明書 ドロップダウンリストからお使いのカスタム SSL 証明書を選択し、OK をクリックします。
OpenManage Essentials でサポートされるプロトコルおよびポート
メモ: ポートとプロトコルの詳細については、DellTechCenter.com/OME を参照してください。
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