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シナリオ 3 — SNMP v1/v2 プロトコルを使用した OMEssentials フォーマットでのアラート転送
このシナリオでは、SNMP v1 アラートは MNv1 から MS1 に送信され、その後 MS2 に転送されます。転送されたアラートのリモートホストを取得す
ると、MS1 と表示されます。アラートの重要度とメッセージも MS1 に定義され、MNv1 によって定義されたオリジナルの重要度とメッセージは表示
されません。
メモ: SNMPv2 トラップでも同様の動作になります。
サンプルアラート処置の使用事例での作業
サンプルアラート処置は、アプリケーションの起動、電子メール、無視、および トラップ転送 のアラート処置で使用できます。サンプルアラート処
置の使用事例はデフォルトで無効になっています。サンプルアラート処置をクリックして、サンプルアラート処置を有効にします。
サンプル使用事例を有効にするには、使用事例を右クリックして 有効 を選択します。
アラート処置の使用例
アプリケーションの起動
例 - サーバーの重要アラートでのスクリプトの実行 — 重要アラートを受信した場合にこの使用例を有効にして、カスタムスクリプトを実行しま
す。
電子メール
• 例 - サービスデスクへの電子メールアラート — アラートの基準がマッチした場合にこの使用例を有効にして、OpenManage Essentials サ
ーバーから、サービスデスクアカウントに電子メールを送信します。
• 例 - 管理者への電子メール重要サーバーアラート — アラートの基準がマッチした場合にこの使用例を有効にして、OpenManage
Essentials サーバーから、管理者に電子メールを送信します。
無視
• 例 - メンテナンス時間帯の間アラートを無視 — 指定した時間の間アラートを無視する場合にこの使用例を有効にします。
• 例 - 15 秒間の重複アラートを無視 — 同一システムからの重複アラートを無視する場合にこの使用例を有効にします。
• 例 - プリンタからの非重要アラートを無視 — プリンタに関連した非重要アラートを無視する場合にこの使用例を有効にします。
トラップ転送
例 - 重要なサーバーアラートを他の監視コンソールに転送 — SNMP アラートを他の監視コンソールに転送する場合にこの使用例を有効にし
ます。
アラートログ設定
アラートログが設定されたしきい値に達した場合、およびアラートログをパージする場合に、警告アラートが生成されるようにアラートログ設定でアラ
ートログの最大サイズを設定できます。デフォルト設定を変更するには、次の手順を行います。
1. 管理 → アラート → 一般タスク → アラートログ設定を選択します。
アラートログ設定 ウィンドウが表示されます。
2. 次のフィールドで値を入力するか、増 / 減の矢印ボタンを使用して値を増大または減少させます。
a. アラートログの最大サイズ
b. 警告が発行されるアラートログの最大サイズ
c. アラートログが最大容量に達した時にパージする
メモ: アラートログのデフォルトの最大サイズは 40,000 アラートです。この値に達すると、古いアラートはパージされます。
3. パージされたアラートの保存 を選択し、パージされたアラートのログを .csv 形式で保存します。
4. パージされたアラートの保存場所 に入力します。
5. 終了 をクリックします。
アラートログ設定 が設定されます。最大サイズに達すると、指定したアラートログがパージされます。アラートログのパージタスクのステータスが
ログ → アプリケーションログ に表示されます。
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