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Microsoft SQL Server の最小ログインロール
下記の表は、異なるインストールとアップグレード使用例に基づいた SQL サーバーの最小権限についての情報一覧です。
表 2. Microsoft SQL Server の最小ログインロール
番号 使用例 SQL Server の最小ログインロール
1 OpenManage Essentials の初回インストールで、インストールプ
ロセス中に 標準 オプションを選択した。
インストールしたインスタンスの sysadmin アクセス。
2 OpenManage Essentials の初回インストールで、インストールプ
ロセス中に カスタム オプションを選択しており、空の
OpenManage Essentials データベースが存在する (ローカルま
たはリモート)。
メモ: カスタム インストールオプションを選択し、資格情報
を入力しない場合、インストールは
標準 インストールと
みなされ、sysadmin 権限が必要となります。
OpenManage Essentials データベースの db_owner アクセ
ス。
3 OpenManage Essentials の初回インストールで、インストールプ
ロセス中に カスタム オプションを選択しており、空の
OpenManage Essentials データベースが存在しない。
サーバーの dbcreator アクセス。
4 OpenManage Essentials を以前のバージョンから最新バージョン
にアップグレードしており、OpenManage Essentials データベース
が存在する(ローカルまたはリモート)。
OpenManage Essentials データベースの db_owner アクセ
ス。
データベースのサイズと拡張性
次の表では、8000 台のデバイスがある環境におけるデータベースサイズの変更について説明します。
表 3. データベースのサイズと拡張性
イベント データベースサイズ
初期データベースサイズ 113.38 MB
8000 台のデバイスの検出とインベントリ後 846.97 MB
20,000 件のアラート生成後 851.85 MB
20,000 件のアラート削除後 847.6 MB
毎日のメンテナンス時に、OpenManage Essentials は、データベースを圧縮して最適化します。OpenManage Essentials は管理下サーバ用の
アップデートもダウンロードします。これらのアップデートは、OpenManage Essentials がインストールされたローカルファイルシステムに保存されます
(データベースには保存されません)。
メモ: OpenManage Essentials は最大 17 万 5,000 件のタスク実行履歴詳細を問題なく保持することができます。タスク実行履歴
詳細が 17 万 5,000 件を超える場合は、OpenManage Essentials の起動に問題が発生することがあります。タスク設定 → 維持す
るタスク実行履歴の記録で設定した制限を超えると、それまでのタスク実行履歴レコードがパージされます。いくつかのタスクのタスク
実行履歴詳細はパージされません。詳細については、「タスク設定」を参照してください。不要になったタスク実行履歴詳細を定期的
に削除するか、タスク実行履歴詳細のパージ設定を変更することをお勧めします。
メモ: 詳細については、DellTechCenter.com/OME でテクニカルホワイトペーパー『OpenManage Essentials Scalability and
Performance
』(OpenManage Essentials 拡張性とパフォーマンス)を参照してください。
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