Users Guide
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OpenManage Essentials について
OpenManage Essentials は、企業ネットワーク内のシステム、デバイス、およびコンポーネントの包括的な表示を提供するハードウェア管理アプリ
ケーションです。システムおよびその他デバイスのための、ウェブベースの 1 対多システム管理アプリケーションである OpenManage Essentials で
は、次が可能です。
• システムの検出およびインベントリ
• システムの正常性の監視
• システムアラートの表示および管理
• システムアップデートおよびリモートタスクの実行
• ハードウェアインベントリおよび準拠レポートの表示
• サーバー、シャーシ、または I/O アグリゲータ(IOA)を導入または再プロビジョニングします。
• サーバーまたはシャーシの設定ベースラインの管理
• サーバーの仮想 I/O ID の管理
本リリースの新機能
• 展開テンプレートと設定ベースラインを分割することで簡素化されたデバイス設定展開および設定コンプライアンス機能をサポートしました。
• コンプライアンス、展開、エクスポート機能に設定を追加して、シャーシ設定ベースラインと導入テンプレートを強化しました。
• サーバおよびシャーシのベースラインに対する設定ドリフトの修正を用意しました。
• OpenManage Essentials のステートレス機能によって管理されていないサーバに対して、バックアップのプロビジョニングとプロファイルの復元を
行います。
• SNMPv3 ベースの検出とイベントをサポートします。
• シャーシと IOA 設定を組み合わせた、簡素化されたモジュラーインフラストラクチャ設定管理機能。
• 起動設定の導入テンプレート、ネットワークインタフェース設定、または IOA VLAN 属性の編集をサポートします。
• 次のデバイスがサポートされました。
– 第 14 世代 PowerEdge サーバ
– ネットワーク、ストレージ、およびディスクバックアップデバイスの追加モデル
– VxRail および XC コンバージドインフラストラクチャ
• 拡張機能 :
– アラート無視処置 では、重複アラートを無視する間隔を最長 24 時間まで延ばしました。
– アラートログの最大サイズに達した後、パージされたアラートを保存する機能。
– インベントリおよびハードドライブ情報レポートの両方でハードドライブが自己暗号化対応か、自己暗号化ドライブ(SED)かを表示する
ようになりました。
– ICMP(Internet Control Message Protocol)ping がブロックされているデータセンターで、OpenManage Essentials の使用が可能。
– ガイド付きウィザードで、デバイスタイプベースの検出が可能。
– 設定導入タスクの中に、静的 IPv4 アドレスを設定することにより、サーバまたはシャーシの再検出が可能。
– IOA の VLAN 設定および VLAN 導入機能のためのプログラム可能 MUX(PMUX)モードのサポートが可能。
– 検出範囲をエクスポートする機能。
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