Users Guide
デフォルトでは、デバイス が、カテゴリ、デバイス名、デバイスサービスタグとして選択され、デバイスモデル列が、作業中の
ペインに表示されます。レポート条件の編集中に他のカテゴリを選択すると、デフォルトのフィールドが削除されることを示すメ
ッセージが表示されます。すべてのカテゴリに事前に定義されたプロパティがあり、定義した条件を使用してデータがフィルタ処
理される列のタイトルとして使用することができます。カテゴリタイプの例:
• ジョブ:タスク名、タスクのタイプ、タスクのステータス、タスクの内部。
• グループ:グループのステータス、グループの説明、グループメンバーシップのタイプ、グループ名、グループのタイプ。
• アラート:アラートのステータス、アラートの重大度、カタログ名、アラートのタイプ、アラートのサブカテゴリ、デバイス情
報。
• デバイス:アラート、アラートのカタログ、シャーシファン、デバイスソフトウェアなど。これらの条件は、フィルタ処理さ
れたデータや生成されたレポートに基づいて、さらに分類されます。
表 10. OpenManage Enterprise–Tech Release のレポートを生成するための役割に基づいたアクセス権限
ユーザー役割... 許可されているレポートタスク...
管理者とデバイス管理者 実行、作成、編集、コピー、電子メール、ダウンロード、およ
びエクスポート
閲覧者 実行、電子メール、エクスポート、表示、およびダウンロード
1. レポート > 作成 の順にクリックします。
2. レポート定義 ダイアログボックスで、次の手順を実行します。
a) 定義する新しいレポートの名前と説明を入力します。
b) 次へ をクリックします。
3. レポートビルダー セクションで、次の手順を実行します。
a) カテゴリ ドロップダウンメニューから、レポートカテゴリを選択します。
• デバイスをカテゴリに選択した場合は、デバイスグループも選択します。
• 必要な場合は、フィルタ条件を編集します。「クエリ条件の選択」を参照してください。
b) 列 メニューを展開し、レポート列として表示する必要のあるフィールドのチェックボックスを選択します。
これらの列のデータは、定義したフィルタ条件を使用して入力されます。
4. 終了 をクリックします。
レポートが生成され、レポートのリストに表示されます分析のためにレポートをエクスポートできます。「すべてまたは選択し
たデータのエクスポート」を参照してください。レポート定義を生成、編集、削除、またはコピーするたびに、監査ログエント
リが生成されます。
クエリ条件の選択
クエリ条件を作成中に以下のためのフィルタを定義します。
• カスタマイズしたレポートの生成。「レポートの作成」を参照してください。
• カスタムグループ の下のクエリベースのデバイスグループの作成。「クエリデバイスグループの作成」を参照してください。
次の 2 つのオプションを使用してクエリ条件を定義します。
• コピーする既存のクエリを選択:デフォルトで OpenManage Enterprise–Tech Release では、自身のクエリ条件をコピーおよび
構築可能な組み込みクエリテンプレートのリストを提供しています。すべての既存のクエリに事前定義されているフィルタの
数は、クエリのタイプによって異なります。たとえば、ハイパーバイザのシステムのクエリには、6 つの事前定義されたフィ
ルタがありますが、ネットワークスイッチのクエリは、3 つのみです。クエリの定義中に最大 20 件の条件(フィルタ)を定義
できます。フィルタを追加するには、タイプの選択 ドロップダウンメニューから選択する必要があります。
• タイプの選択:このドロップダウンメニューに一覧表示されている属性を使用して、一からクエリ条件を構築します。メニュ
ー内の項目は、OpenManage Enterprise–Tech Release によって監視されているデバイスによって異なります。クエリタイプを
選択するときには、=、>、<、null などの適切な演算子のみがクエリタイプに基づいて表示されます。このメソッドは、カス
タマイズされたレポートの構築において、クエリ条件を定義するために推奨されます。
メモ
: 選択すると、既存のクエリ条件のフィルタは、新しいクエリ条件を構築するためにのみ仮想的にコピーされます。既存
のクエリに関連付けられたデフォルトのフィルタは変更されません。組み込みクエリ条件の定義(フィルタ)は、カスタマイ
ズされたクエリ条件を構築するための開始点として使用されます。たとえば、次のとおりです。
1.
Query1
は、次の事前定義されたフィルタを持つ組み込みクエリ条件です:Task Enabled=Yes
2.
Query1
のフィルタプロパティをコピーし、
Query2
を作成してから、別のフィルタを追加してクエリ条件をカスタマイズ
します:Task Enabled=Yes および (Task Type=Discovery)
80 レポート