Users Guide
その他の参照情報およびフィールドの説明
OpenManage Enterprise–Tech Release グラフィカルユーザーインタフェース(GUI)で一般的に表示されるフィールドの一部に関す
る定義については、この章でリストして定義します。また、今後の参照用に役立つその他の情報も、ここで説明します。
トピック:
• スケジュールに関する参照情報
• ファームウェアのベースラインフィールドの定義
• スケジュールジョブフィールドの定義
• フィールドサービスデバッグのワークフロー
• FSD 機能のブロック解除
• 署名済み FSD DAT.ini ファイルのインストールまたは許可
• FSD を呼び出す
• FSD の無効化
• カタログの管理フィールドの定義
スケジュールに関する参照情報
• 今すぐアップデート:ファームウェアバージョンをアップデートし、関連するカタログで使用できるバージョンに一致させま
す。デバイスの次回再起動中にこのアップデートを有効にするには、次回サーバ再起動のステージ チェックボックスを選択し
ます。
• 実行日時を指定:ファームウェアバージョンをアップデートする日時を指定する場合に選択します。
ファームウェアのベースラインフィールドの定義
• コンプライアンス:ファームウェアベースラインの正常性状態。ファームウェアベースラインに関連付けられたデバイスが 1 つ
でも重要な正常性状態にある場合は、ベースラインの正常性は重要と宣言されます。これは、ロールアップ正常性状態と呼ば
れ、重要度高のベースラインの状態と同じです。ロールアップ正常性状態の詳細については、Dell TechCenter のホワイトペー
パー『MANAGING THE ROLLUP HEALTH STATUS BY USING IDRAC ON THE DELL EMC 14TH GENERATION AND LATER
POWEREDGE SERVERS』(Dell EMC 第 14 世代以降の PowerEdge サーバの iDRAC を使用してロールアップ正常性状態を管理す
る)を参照してください。
• 名前:ファームウェアベースラインの名前。クリックすると、コンプライアンスレポート ページにベースラインコンプライア
ンスレポートが表示されます。ファームウェアベースラインの作成の詳細については、「ファームウェアのベースラインの作成」
を参照してください。
• カタログ:ファームウェアベースラインが属するファームウェアカタログ。「ファームウェアカタログの管理」を参照してくだ
さい。
• 前回の実行時刻:ベースラインコンプライアンスレポートが最後に実行された時刻。「ベースラインとデバイスファームウェア
の照合の確認」を参照してください。
スケジュールジョブフィールドの定義
• 今すぐ実行 を選択するとジョブをただちに実行します。
• 後で実行 を選択して、後で実行する日時を指定します。
• スケジュールどおりに実行 を選択して、選択した頻度に基づいて繰り返し実行します。毎時、毎日、または 毎週 を選択して
から、頻度を適切に選択します。
メモ
: デフォルトでは、ジョブスケジューラのクロックが毎日午前 00:00 にリセットされます。cron 形式は、ジョブの頻度
の計算時に、ジョブの作成時刻を考慮しません。たとえば、ジョブが午前 10:00 時に開始され、10 時間ごとに実行される場
合、次にジョブが実行される時刻は午後 08:00 時になります。ただし、次に実行される時刻は午前 06:00 時ではなく、翌日
の午前 0:00 になります。これは、スケジューラのクロックが毎日午前 0:00 にリセットされるからです。
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