Users Guide
SMTP、SNMP、シスログアラートの設定
OpenManage Enterprise > アプリケーションの設定 > アラート の順にクリックすると、システムアラートを受信する電子メール
(SMTP)アドレス、SNMP 送信先、シスログのプロパティを設定できます。これらの設定を管理するには、OpenManage Enterprise
管理者レベルの資格情報が必要です。
ユーザーおよび OpenManage Enterprise 間の電子メールの通信を管理する SMTP サーバを設定し認証するには、次の手順を実行しま
す。
1. 電子メールの設定 を展開します。
2. 電子メールメッセージを送信する SMTP サーバのネットワークアドレスを入力します。
3. SMTP サーバを認証するには、認証を有効にする チェックボックスをオンにし、ユーザー名とパスワードを入力します。
4. デフォルトでは、アクセスする SMTP ポート番号は 25 です。必要に応じて編集します。
5. SMTP トランザクションを固定するには、SSL を使用する チェックボックスを選択します。
6. 適用 をクリックします。
7. 設定をデフォルトの属性にリセットするには、破棄 をクリックします。
SNMP トラップの転送を設定するには、次の手順を実行します。
1. SNMP 設定 を展開します。
2. 事前定義されたイベント発生時にアラートを送信する各 SNMP トラップを有効にするには、有効 チェックボックスを選択しま
す。
3. 送信先アドレス ボックスに、アラートを受信すべき宛先デバイスの IP アドレスを入力します。
4. SNMP バージョン ドロップダウンメニューから SNMP バージョンのタイプを選択します。現在サポートされているのは、
SNMP1 バージョンと SNMP2 バージョンのみです。
5. コミュニティ文字列 ボックスに、アラートを受信すべき宛先デバイスの SNMP コミュニティ文字列を入力します。
6. SNMP トラップのデフォルトのポート番号は 162 です。必要に応じて編集します。「OpenManage Enterprise でサポートされる
プロトコルおよびポート」を参照してください。
7. SNMP メッセージをテストするには、対応するトラップの 送信 ボタンをクリックします。
8. 適用 をクリックします。設定をデフォルトの属性にリセットするには、破棄 をクリックします。
シスログメッセージを設定するには、次の手順を実行します。
1. シスログ設定 を展開します。
2. サーバ 行の各サーバのチェックボックスを選択して、シスログ機能を有効化します。
3. 送信先アドレス / ホスト名 ボックスに、シスログメッセージを受信するデバイスの IP アドレスを入力します。
4. UDP を使用するデフォルトのポート番号は 514 です。必要に応じてボックスから選択するか入力して編集します。
「OpenManage Enterprise でサポートされるプロトコルおよびポート」を参照してください。
5. 適用 をクリックします。
6. 設定をデフォルトの属性にリセットするには、破棄 をクリックします。
リモートコマンドとスクリプトの実行
SNMP トラップを取得すると、OpenManage Enterprise でスクリプトを実行できます。これにより、アラート管理用にサード パーテ
ィーのチケット システムでチケットを開くポリシーが設定されます。最大 4 つのリモート コマンドを作成して保存できます。
1. アプリケーションの設定 > スクリプトの実行 の順にクリックします。
2. [リモート コマンドの設定]セクションで、次の手順を実行します。
a) リモート コマンドを追加するには[作成]をクリックします。
b) [コマンド名]ボックスにコマンド名を入力します。
c) 次のいずれかのコマンド タイプを選択します。
1. スクリプト
2. RACADM
3. IPMI ツール
d) [スクリプト]を選択した場合は、次の手順を実行します。
1. [IP アドレス]ボックスに IP アドレスを入力します。
2. 認証方法として、[パスワード]または[SSH キー]を選択します。
3. [ユーザー名]および[パスワード]または[SSH キー]を入力します。
4. [コマンド]ボックスにコマンドを入力します。
• コマンドは 100 個まで入力でき、それぞれ改行して入力します。
• スクリプトではトークンの代用が可能です。参照: リモート スクリプトおよびアラート ポリシーでのトークン代用
5. [終了]をクリックします。
86 デバイスのアラートの監視