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デバイス設定コンプライアンスの管理
[OpenManage Enterprise] > [設定] > [設定コンプライアンス]の順に選択すると、ビルトインまたはユーザーが作成したコ
ンプライアンス テンプレートを使用して設定ベースラインを作成できます。設定コンプライアンステンプレートは、既存の導入テ
ンプレートやリファレンスデバイスから作成することも、ファイルからインポートして作成することもできます。この機能を使用
するには、サーバに OpenManage Enterprise および iDRAC のエンタープライズレベルのライセンスが必要です。シャーシ管理コント
ローラにライセンスは必要ありません。特定の権限を持つユーザーでのみ、この機能の使用を許可されます。「役割ベースの
OpenManage Enterprise ユーザー権限」を参照してください。「OpenManage Enterprise ダッシュボードを使用したデバイスコンプラ
イアンスベースラインの管理」も参照してください。
メモ: テンプレートを使用して設定ベースラインが作成された後に、各ベースラインにコンプライアンスレベルの概要が表にリ
ストされます。各デバイスに独自のステータスがあり、重要度が最高のステータスがベースラインのステータスと見なされま
す。ロールアップ正常性状態の詳細については、サポートサイトにあるホワイトペーパー『
MANAGING THE ROLLUP HEALTH
STATUS BY USING IDRAC ON THE DELL EMC 14TH GENERATION AND LATER POWEREDGE SERVERS
』(Dell EMC 第 14
世代以降の PowerEdge サーバの iDRAC を使用してロールアップ正常性状態を管理する)を参照してください。
メモ: 設定ベースラインを作成することができるのは、リード MX7000 シャーシに対してのみです。
コンプライアンス ページで、次の作業を行うことができます。
• 設定コンプライアンスのベースラインを作成します。「設定コンプライアンスベースラインの作成」を参照してください。
• 設定コンプライアンスのベースラインに対して、デバイスまたはデバイスグループのコンプライアンスをチェックします。
• コンプライアンステンプレートを管理します。「コンプライアンスベースラインテンプレートの管理」を参照してください。
設定コンプライアンスのベースラインデータを使用して、ベースラインポリシーを逸脱した場合に警告するアラートポリシーを設定
します。アラートは OpenManage Enterprise のダッシュボードページで表示できるコンプライアンスベースラインに基づいて生成
されます。アラートポリシーの設定の詳細については、「デバイスのアラートの監視」を参照してください。
全体的なコンプライアンスのサマリレポートには、次のフィールドが表示されます。
• コンプライアンス:設定コンプライアンスのベースラインに添付されるデバイスのロールアップコンプライアンスレベル。最も
コンプライアンスが低い(重要)デバイスのステータスが全体のベースラインのステータスとして示されます。
• 名前:設定コンプライアンスのベースラインの名前。
• テンプレート:ベースラインで使用されるコンプライアンステンプレートの名前。
ベースラインの設定コンプライアンスのレポートを表示するには、対応するチェックボックスを選択して、右ペインで レポートの
表示 をクリックします。
クエリビルダの機能を使用して、選択したベースラインに対するデバイスレベルのコンプライアンスを生成します。「クエリ条件の
選択」を参照してください。
OpenManage Enterprise は、監視対象デバイスのリストおよび設定コンプライアンスベースラインに対するコンプライアンスを表示
するビルトインレポートを提供します。OpenManage Enterprise > 監視 > レポート > デバイス(テンプレートコンプライアンス
ベースライン別) の順に選択して、実行 をクリックします。「レポートの実行」を参照してください。
関連タスク
設定コンプライアンスベースラインの作成
設定コンプライアンスベースラインの編集
設定コンプライアンスベースラインの削除
コンプライアンスベースラインテンプレートの管理
クエリ条件の選択
トピック:
• コンプライアンスベースラインテンプレートの管理
• 設定コンプライアンスベースラインの作成
• 設定コンプライアンスベースラインの編集
• 非対応デバイスの修正
• 設定コンプライアンスベースラインの削除
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