Users Guide
• ドライバー アップデートのロールバックはサポートされていないことに注意してください。
• 帯域内ドライバーのアップデートは、OpenSSH を使用した Windows でのみサポートされています。CygwinSSH など、Windows
でホストされているサード パーティ SSH のドライバー アップデートはサポートされていません。
• インベントリー情報を収集するには、Windows サーバーでインベントリー コレクターと Dell System Update が使用可能である必
要があります。これらのコンポーネントがサーバー上で使用できない場合は、インベントリー ジョブを開始して、[ドライバー
インベントリーの収集]を選択します。検出ジョブでもドライバー インベントリー情報を収集しますが、サーバー上に必要なコ
ンポーネントをインストールするのはインベントリー ジョブのみです。ドライバー インベントリー情報を収集するには、インベ
ントリー ジョブを作成または編集して、[ドライバー インベントリーの収集]チェック ボックスを選択します。詳細について
は、「インベントリジョブの作成 、p. 117」および「インベントリスケジュールジョブの編集 、p. 119」を参照してください。
メモ:
• OpenManage Enterprise で任意のタスクを実行するには、必要なユーザー権限を持っている必要があります。「役割ベース
の OpenManage Enterprise ユーザー権限 、p. 15」を参照してください。
• ポート 22 との通信を許可するインバウンド ファイアウォールのルールを作成します。
• プロキシ設定を使用して HTTP および HTTPS 共有を設定している場合は、アップデート タスクを開始する前に、これら
のローカル URL がプロキシ例外リストに含まれていることを確認してください。
• 任意の時点でターゲット マシン上で開始できるアップデート タスクは 1 つのみです。
• ファームウェア/ドライバーのアップデート ジョブが[次のサーバー再起動のためのステージ]オプションを使用して作成
されている場合は、リモート デバイスにパッケージをインストールした後で、インベントリーとベースラインのチェックを
手動で実行する必要があります。
• [iDRAC のリセット]機能は、「プロキシ」の状態でオンボードされている MCM シャーシ配下のデバイスではサポートされ
ていません。また、デバイスのドライバーのみをアップデートする場合にもサポートされません。オンボーディングの状態
の詳細については、「デバイスのオンボーディング 、p. 108」を参照してください。
ベースライン コンプライアンス レポートを使用して、デバイスのファームウェアやドライバーをアップデートするには、次の手順
を実行します。
1. [設定] > [ファームウェア/ドライバーのコンプライアンス]ページで、デバイスが取り付けられているベースラインに対応す
るチェック ボックスを選択し、右ペインで[レポートの表示]をクリックします。
[コンプライアンス レポート]ページに、ベースラインに関連付けられたデバイス リストとそれらのコンプライアンス レベルが
表示されます。フィールドの説明については、「ベースライン コンプライアンス レポートの表示 、p. 59」を参照してください。
2. ファームウェアまたはドライバーのアップデートが必要なデバイスに対応するチェック ボックスを選択します。同様のプロパ
ティを持つデバイスを複数選択できます。
3. [一致させる]をクリックします。
4. [デバイスを一致させる]ダイアログ ボックスでは、以下を実行できます。
• [アップデートのスケジュール]の下で、[追加情報]をクリックして重要な情報を表示し、次のいずれかを選択します。
a. 今すぐアップデート:ファームウェア/ドライバーのアップデートをすぐに適用します。
b. 実行日時を指定:ファームウェア/ドライバーのバージョンをアップデートする日時を指定します。このモードは、現在の
タスクに影響を与えたくない場合に推奨します。
• [サーバー オプション]で、次のオプションのいずれかを選択します。
a. ファームウェア/ドライバーのアップデート直後にサーバーを再起動するには、[サーバーをただちに再起動]を選択し、
ドロップダウン メニューから次のいずれかのオプションを選択します。
i. 正常な再起動(強制シャットダウンなし)
ii. 正常な再起動(強制シャットダウンあり)
iii. デバイスをハード リセットするパワーサイクル。
b. 次のサーバー再起動時に、ファームウェア/ドライバーのアップデートをトリガーするには、[次のサーバー再起動のための
ステージ]を選択します。
• ジョブ キューをクリア:アップデート ジョブを開始する前に、ターゲット デバイスのすべてのジョブ(スケジュール、完
了、失敗)を削除する場合に選択します。
メモ: この機能は、ドライバーのアップデートではサポートされていません。
• iDRAC をリセット:アップデート ジョブを開始する前に iDRAC を再起動する場合に選択します。
メモ: この機能は、ドライバーのアップデートではサポートされていません。
5. アップデート をクリックします。
デバイスのファームウェア/ドライバーをアップデートするために、ファームウェア/ドライバーのアップデート ジョブが作成されま
す。ジョブのステータスは、[監視] > [ジョブ]ページに表示できます。
デバイスのファームウェアおよびドライバーの管理 61